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Cu2O + H2SO3 🔥→ Cu2SO3 + H2O

酸化銅(I)亜硫酸が反応すると,亜硫酸銅(I)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

塩基性酸化物と酸の反応
塩基性酸化物ブレンステッド塩基 + ブレンステッド酸
共役塩基 + H2O共役酸
弱塩基性酸化物と弱酸の反応
弱塩基性酸化物ブレンステッド塩基 + 弱酸ブレンステッド酸
弱酸と弱塩基の塩共役塩基 + H2O共役酸

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2O酸化銅(I)1
ブレンステッド塩基
塩基性酸化物
弱塩基性酸化物
H2SO3亜硫酸1
ブレンステッド酸
弱酸

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2SO3亜硫酸銅(I)1
共役塩基
弱酸と弱塩基の塩
H2O1
共役酸

熱力学的変化

水溶液における変化

酸化銅(I)亜硫酸の反応
ΔrG60.1 kJ/mol
K0.30 × 10−10
pK10.53
Cu2O結晶性固体 + H2SO3水溶液 (非解離状態)
🔥
Cu2SO3水溶液 (解離状態) + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−0.460.1−205
1 mol あたり
−0.4060.1−205
1 mol あたり
−0.4060.1−205
1 mol あたり
−0.4060.1−205
1 mol あたり
−0.4060.1−205

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu2O (cr)-168.6[1]-146.0[1]93.14[1]63.64[1]
H2SO3 (ao)-608.81[1]-537.81[1]232.2[1]
* (cr):結晶性固体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu2SO3 (ai)-492.0[1]-386.6[1]50[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (ai):水溶液 (解離状態), (cr):結晶性固体, (l):液体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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