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SnBr2 + 2Cl2 → SnCl4 + Br2

臭化スズ(II)塩素が反応すると,塩化スズ(IV)臭素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SnBr2臭化スズ(II)1
還元剤
還元性
Cl2塩素2
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SnCl4塩化スズ(IV)1
酸化還元生成物
Br2臭素1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

臭化スズ(II)塩素の反応
SnBr2結晶性固体 + 2Cl2気体
SnCl4液体 + Br2液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−267.8
1 mol あたり
−267.8
1 mol あたり
−133.9
1 mol あたり
−267.8
1 mol あたり
−267.8

水溶液における変化

臭化スズ(II)塩素の反応
SnBr2結晶性固体 + 2Cl2水溶液 (非解離状態)
SnCl4液体 + Br2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−223.6
1 mol あたり
−223.6
1 mol あたり
−111.8
1 mol あたり
−223.6
1 mol あたり
−223.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SnBr2 (cr)-243.5[1]
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SnCl4 (l)-511.3[1]-440.1[1]258.6[1]165.3[1]
SnCl4 (g)-471.5[1]-432.2[1]365.8[1]98.3[1]
Br2 (cr)
Br2 (l)0[1]0[1]152.231[1]75.689[1]
Br2 (g)30.907[1]3.110[1]245.463[1]36.02[1]
Br2 (ao)-2.59[1]3.93[1]130.5[1]
* (l):液体, (g):気体, (cr):結晶性固体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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