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KI + HBrO3 → KBr + HIO3

ヨウ化カリウム臭素酸が反応すると,臭化カリウムヨウ素酸が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KIヨウ化カリウム1
還元剤
被酸化性
HBrO3臭素酸1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KBr臭化カリウム1
還元生成物
HIO3ヨウ素酸1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化カリウム臭素酸の反応
ΔrG−203.6 kJ/mol
K4.67 × 1035
pK−35.67
KI水溶液 (解離状態) + HBrO3水溶液 (解離状態)
KBr水溶液 (解離状態) + HIO3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−210.6−203.6−23.7
1 mol あたり
−210.6−203.6−23.7
1 mol あたり
−210.6−203.6−23.7
1 mol あたり
−210.6−203.6−23.7
1 mol あたり
−210.6−203.6−23.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KI (cr)-327.900[1]-324.892[1]106.32[1]52.93[1]
KI (g)-125.5[1]-166.1[1]258.3[1]37.11[1]
KI (ai)-307.57[1]-334.85[1]213.8[1]-120.5[1]
HBrO3 (ai)-67.07[1]18.60[1]161.71[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KBr (cr)-393.798[1]-380.66[1]95.90[1]52.30[1]
KBr (g)-180.08[1]-212.96[1]250.52[1]36.920[1]
KBr (ai)-373.92[1]-387.23[1]184.9[1]-120.1[1]
HIO3 (cr)-230.1[1]
HIO3 (ao)-211.3[1]-132.6[1]166.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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