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2KClO + HI → KCl + KI + HClO2

次亜塩素酸カリウムヨウ化水素が反応すると,塩化カリウムヨウ化カリウム亜塩素酸が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

自己酸化還元化学種と酸の反応
自己酸化還元性化学種自己酸化還元剤 + 非酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KClO次亜塩素酸カリウム2
自己酸化還元性
HIヨウ化水素1

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KCl塩化カリウム1
還元生成物
KIヨウ化カリウム1
HClO2亜塩素酸1
酸化生成物

熱力学的変化

水溶液における変化

次亜塩素酸カリウムヨウ化水素の反応
ΔrG−51.9 kJ/mol
K1.24 × 109
pK−9.09
2KClO水溶液 (解離状態) + HI水溶液 (解離状態)
KCl水溶液 (解離状態) + KI水溶液 (解離状態) + HClO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−5.0−51.9158
−2.5−25.979.0
1 mol あたり
−5.0−51.9158
1 mol あたり
−5.0−51.9158
1 mol あたり
−5.0−51.9158
1 mol あたり
−5.0−51.9158

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KClO (ai)-359.4[1]-320.0[1]146[1]
HI (g)26.48[1]1.70[1]206.594[1]29.158[1]
HI (ai)-55.19[1]-51.57[1]111.3[1]-142.3[1]
* (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KCl (cr)-436.747[1]-409.14[1]82.59[1]51.30[1]
KCl (g)-214.14[1]-233.0[1]239.10[1]36.48[1]
KCl (ai)-419.53[1]-414.49[1]159.0[1]-114.6[1]
KI (cr)-327.900[1]-324.892[1]106.32[1]52.93[1]
KI (g)-125.5[1]-166.1[1]258.3[1]37.11[1]
KI (ai)-307.57[1]-334.85[1]213.8[1]-120.5[1]
HClO2 (ao)-51.9[1]5.9[1]188.3[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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