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K2S2O3 💧⚡→ K2S + SO3

チオ硫酸カリウム水溶液を電気分解すると,硫化カリウム三酸化硫黄が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

水溶液の電気分解 (水≠反応物)
水と混和/水に易溶/水に可溶自己酸化還元剤
💧⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

チオ硫酸カリウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2S2O3チオ硫酸カリウム1
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2S硫化カリウム1
還元生成物
SO3三酸化硫黄1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

チオ硫酸カリウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
K2S2O3結晶性固体
💧⚡
K2S結晶性固体 + SO3液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
351.9
351.9
1 mol あたり
351.9
1 mol あたり
351.9

水溶液における変化

チオ硫酸カリウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG234.1 kJ/mol
K0.97 × 10−41
pK41.01
K2S2O3水溶液 (解離状態)
💧⚡
K2S水溶液 (解離状態) + SO3結晶性固体β
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
230.9234.1−11
230.9234.1−11
1 mol あたり
230.9234.1−11
1 mol あたり
230.9234.1−11

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2S2O3 (cr)-1173.6[1]
K2S2O3 (ai)-1156.9[1]-1089.0[1]272[1]
K2S2O3 (cr)
1水和物
-1464.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2S (cr)-380.7[1]-364.0[1]105[1]
K2S (ai)-471.5[1]-480.7[1]190.4[1]
K2S (cr)
2水和物
-975.3[1]
K2S (cr)
5水和物
-1871.5[1]
SO3 (cr)
β
-454.51[1]-374.21[1]70.7[1]
SO3 (l)-441.04[1]-373.75[1]113.8[1]
SO3 (g)-395.72[1]-371.06[1]256.76[1]50.67[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

  1. 1