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SnI2 + Ca(OH)2 → CaI2 + Sn(OH)2

ヨウ化スズ(II)水酸化カルシウムが反応すると,ヨウ化カルシウム水酸化スズ(II)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

弱塩基の塩と強塩基の反応
弱塩基の塩ブレンステッド酸 + 強塩基ブレンステッド塩基
強塩基の塩共役酸 + 弱塩基共役塩基 + (H2O)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SnI2ヨウ化スズ(II)1
ブレンステッド酸
弱塩基の塩
Ca(OH)2水酸化カルシウム1
ブレンステッド塩基
強塩基

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaI2ヨウ化カルシウム1
共役酸
強塩基の塩
Sn(OH)2水酸化スズ(II)1
共役塩基
弱塩基

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化スズ(II)水酸化カルシウムの反応
SnI2結晶性固体 + Ca(OH)2結晶性固体
CaI2結晶性固体 + Sn(OH)2結晶性固体沈殿物
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
35.0
1 mol あたり
35.0
35.0
35.0
1 mol あたり
35.0

水溶液における変化

ヨウ化スズ(II)水酸化カルシウムの反応
SnI2結晶性固体 + Ca(OH)2結晶性固体
CaI2水溶液 (解離状態) + Sn(OH)2結晶性固体沈殿物
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−84.7
1 mol あたり
−84.7
−84.7
−84.7
1 mol あたり
−84.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SnI2 (cr)-143.5[1]
Ca(OH)2 (cr)-986.09[1]-898.49[1]83.39[1]87.49[1]
Ca(OH)2 (g)-544[1]
Ca(OH)2 (ai)-1002.82[1]-868.07[1]-74.5[1]
Ca(OH)2 (cr)
2水和物
-1218.4[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaI2 (cr)-533.5[1]-528.9[1]142[1]
CaI2 (g)-272[1]
CaI2 (ai)-653.21[1]-656.72[1]169.5[1]
CaI2 (cr)
8水和物
-2929.6[1]
Sn(OH)2 (cr)
沈殿物
-561.1[1]-491.6[1]155[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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