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CuF2 + Ca(OH)2 → CaF2 + Cu(OH)2

フッ化銅(II)水酸化カルシウムが反応すると,フッ化カルシウム水酸化銅(II)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

弱塩基の塩と強塩基の反応
弱塩基の塩ブレンステッド酸 + 強塩基ブレンステッド塩基
強塩基の塩共役酸 + 弱塩基共役塩基 + (H2O)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuF2フッ化銅(II)1
ブレンステッド酸
弱塩基の塩
Ca(OH)2水酸化カルシウム1
ブレンステッド塩基
強塩基

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaF2フッ化カルシウム1
共役酸
強塩基の塩
Cu(OH)2水酸化銅(II)1
共役塩基
弱塩基

熱力学的変化

標準状態における変化

フッ化銅(II)水酸化カルシウムの反応
CuF2結晶性固体 + Ca(OH)2結晶性固体
CaF2結晶性固体 + Cu(OH)2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−140.6
1 mol あたり
−140.6
−140.6
−140.6
1 mol あたり
−140.6

水溶液における変化

フッ化銅(II)水酸化カルシウムの反応
CuF2結晶性固体 + Ca(OH)2結晶性固体
CaF2結晶性固体 + Cu(OH)2水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−86.0
1 mol あたり
−86.0
−86.0
−86.0
1 mol あたり
−86.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuF2 (cr)-542.7[1]
CuF2 (cr)
2水和物
-981.4[1]
Ca(OH)2 (cr)-986.09[1]-898.49[1]83.39[1]87.49[1]
Ca(OH)2 (g)-544[1]
Ca(OH)2 (ai)-1002.82[1]-868.07[1]-74.5[1]
Ca(OH)2 (cr)
2水和物
-1218.4[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaF2 (cr)-1219.6[1]-1167.3[1]68.87[1]67.03[1]
CaF2 (g)-781.6[1]-790.4[1]274.37[1]51.25[1]
CaF2 (ai)-1208.09[1]-1111.15[1]-80.8[1]
Cu(OH)2 (cr)-449.8[1]
Cu(OH)2 (ai)-395.22[1]-249.01[1]-120.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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