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Cu + 3Mn2O3 → CuO + 2Mn3O4

酸化マンガン(III)が反応すると,酸化銅(II)酸化マンガン(II,III)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu1
還元剤
被酸化性
Mn2O3酸化マンガン(III)3
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuO酸化銅(II)1
酸化生成物
Mn3O4酸化マンガン(II,III)2
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

酸化マンガン(III)の反応
ΔrG−52.8 kJ/mol
K1.78 × 109
pK−9.25
Cu結晶性固体 + 3Mn2O3結晶性固体
CuO結晶性固体 + 2Mn3O4結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−55.9−52.8−10.8−25.77
1 mol あたり
−55.9−52.8−10.8−25.77
−18.6−17.6−3.60−8.590
1 mol あたり
−55.9−52.8−10.8−25.77
−27.9−26.4−5.40−12.88

水溶液における変化

酸化マンガン(III)の反応
ΔrG−52.8 kJ/mol
K1.78 × 109
pK−9.25
Cu結晶性固体 + 3Mn2O3結晶性固体
CuO結晶性固体 + 2Mn3O4結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−55.9−52.8−10.8−25.77
1 mol あたり
−55.9−52.8−10.8−25.77
−18.6−17.6−3.60−8.590
1 mol あたり
−55.9−52.8−10.8−25.77
−27.9−26.4−5.40−12.88

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
Mn2O3 (cr)-959.0[1]-881.1[1]110.5[1]107.65[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuO (cr)-157.3[1]-129.7[1]42.63[1]42.30[1]
Mn3O4 (cr)-1387.8[1]-1283.2[1]155.6[1]139.66[1]
* (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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