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6FeO + 3HgF2 🔥→ 2Fe2O3 + 2FeF3 + 3Hg

酸化鉄(II)フッ化水銀(II)の反応
6FeO酸化鉄(II) + 3HgF2フッ化水銀(II)
🔥
2Fe2O3酸化鉄(III) + 2FeF3フッ化鉄(III) + 3Hg水銀

酸化鉄(II)フッ化水銀(II)が反応すると,酸化鉄(III)フッ化鉄(III)水銀が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

酸化鉄(II)フッ化水銀(II)の反応
6FeO酸化鉄(II) + 3HgF2フッ化水銀(II)
🔥
2Fe2O3酸化鉄(III) + 2FeF3フッ化鉄(III) + 3Hg水銀

一般反応式

被酸化性化学種と被還元性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

酸化鉄(II)フッ化水銀(II)の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeO酸化鉄(II)6
還元剤
被酸化性
HgF2フッ化水銀(II)3
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Fe2O3酸化鉄(III)2
酸化生成物
FeF3フッ化鉄(III)2
酸化生成物
Hg水銀3
還元生成物

熱力学的変化

水溶液における変化 (1)

酸化鉄(II)フッ化水銀(II)の反応
6FeO結晶性固体 + 3HgF2固体
🔥
2Fe2O3結晶性固体 + 2FeF3水溶液 + 3Hg水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1263.0
1 mol あたり
−210.50
フッ化水銀(II)
1 mol あたり
−421.00
1 mol あたり
−631.50
1 mol あたり
−631.50
1 mol あたり
−421.00

水溶液における変化 (2)

酸化鉄(II)フッ化水銀(II)の反応
6FeO結晶性固体 + 3HgF2固体
🔥
2Fe2O3結晶性固体 + 2FeF3水溶液 (解離状態) + 3Hg水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1323.2
1 mol あたり
−220.53
フッ化水銀(II)
1 mol あたり
−441.07
1 mol あたり
−661.60
1 mol あたり
−661.60
1 mol あたり
−441.07

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeO (cr)-272.0[1]
HgF2 (s)-224.3-178.6146.0
* (cr):結晶性固体, (s):固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Fe2O3 (cr)-824.2[1]-742.2[1]87.40[1]103.85[1]
FeF3 (ai)-1046.4[1]-840.9[1]-357.3[1]
FeF3 (aq)-1016.3[1]
Hg (cr)
Hg (l)0[1]0[1]76.02[1]27.983[1]
Hg (g)61.317[1]31.820[1]174.96[1]20.786[1]
Hg (ao)37.7[1]39.3[1]71[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (aq):水溶液, (l):液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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