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8CuF + Fe2O3 🔥→ 2CuF2 + 2FeF2 + 3Cu2O

フッ化銅(I)酸化鉄(III)が反応すると,フッ化銅(II)フッ化鉄(II)酸化銅(I)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と被還元性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuFフッ化銅(I)8
還元剤
被酸化性
Fe2O3酸化鉄(III)1
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuF2フッ化銅(II)2
酸化生成物
FeF2フッ化鉄(II)2
還元生成物
Cu2O酸化銅(I)3

熱力学的変化

標準状態における変化

フッ化銅(I)酸化鉄(III)の反応
8CuF固体 + Fe2O3結晶性固体
🔥
2CuF2結晶性固体 + 2FeF2結晶性固体 + 3Cu2O結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
50
1 mol あたり
6.3
1 mol あたり
50
1 mol あたり
25
1 mol あたり
25
1 mol あたり
17

水溶液における変化 (1)

フッ化銅(I)酸化鉄(III)の反応
8CuF固体 + Fe2O3結晶性固体
🔥
2CuF2結晶性固体 + 2FeF2水溶液 + 3Cu2O結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−17
1 mol あたり
−2.1
1 mol あたり
−17
1 mol あたり
−8.5
1 mol あたり
−8.5
1 mol あたり
−5.7

水溶液における変化 (2)

フッ化銅(I)酸化鉄(III)の反応
8CuF固体 + Fe2O3結晶性固体
🔥
2CuF2結晶性固体 + 2FeF2結晶性固体 + 3Cu2O結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
50
1 mol あたり
6.3
1 mol あたり
50
1 mol あたり
25
1 mol あたり
25
1 mol あたり
17

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuF (s)-280-26064.9
Fe2O3 (cr)-824.2[1]-742.2[1]87.40[1]103.85[1]
* (s):固体, (cr):結晶性固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuF2 (cr)-542.7[1]
CuF2 (cr)
2水和物
-981.4[1]
FeF2 (cr)-711.3[1]-668.6[1]86.99[1]68.12[1]
FeF2 (ai)-754.4[1]-636.48[1]-165.3[1]
FeF2 (aq)-745.2[1]
Cu2O (cr)-168.6[1]-146.0[1]93.14[1]63.64[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (aq):水溶液

参考文献

参考文献一覧

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