You-iggy

2Cs2O → 4Cs+ + O2↑ + 4e

酸化セシウムの酸化
2Cs2O酸化セシウム
4Cs+セシウムイオン + O2酸素 + 4e電子

酸化セシウムを酸化すると,セシウムイオン酸素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

酸化セシウムの酸化
2Cs2O酸化セシウム
4Cs+セシウムイオン + O2酸素 + 4e電子

一般反応式

酸化可能化学種の酸化
反応物還元剤
生成物酸化生成物 + e

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cs2O酸化セシウム2
還元剤

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cs+セシウムイオン4
O2酸素1
酸化生成物
e電子4
電子

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

酸化セシウムの酸化
ΔrG−551.80 kJ/mol
K4.69 × 1096
pK−96.67
2Cs2O結晶性固体
4Cs+水溶液 (非解離状態) + O2気体 + 4e
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−341.58−551.80443.62−164.6
1 mol あたり
−170.79−275.90221.81−82.30
セシウムイオン
1 mol あたり
−85.395−137.95110.91−41.15
1 mol あたり
−341.58−551.80443.62−164.6
電子
1 mol あたり
−85.395−137.95110.91−41.15

標準状態における変化 (2)

酸化セシウムの酸化
ΔrG−535.4 kJ/mol
K6.28 × 1093
pK−93.80
2Cs2O結晶性固体
4Cs+水溶液 (非解離状態) + O2水溶液 (非解離状態) + 4e
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−353.3−535.4349.4
1 mol あたり
−176.7−267.7174.7
セシウムイオン
1 mol あたり
−88.33−133.887.35
1 mol あたり
−353.3−535.4349.4
電子
1 mol あたり
−88.33−133.887.35

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cs2O (cr)-345.77[1]-308.14[1]146.86[1]75.98[1]
* (cr):結晶性固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cs+ (g)457.964[1]
Cs+ (ao)-258.28[1]-292.02[1]133.05[1]-10.5[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
e
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1