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BaF2 + 2e → Ba + 2F

フッ化バリウムの還元
BaF2フッ化バリウム + 2e電子
Baバリウム + 2Fフッ化物イオン

フッ化バリウムを還元すると,バリウムフッ化物イオンが生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

フッ化バリウムの還元
BaF2フッ化バリウム + 2e電子
Baバリウム + 2Fフッ化物イオン

一般反応式

還元可能化学種の還元
反応物酸化剤 + e
生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaF2フッ化バリウム1
酸化剤
e電子2
電子

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Baバリウム1
還元生成物
Fフッ化物イオン2

熱力学的変化

標準状態における変化

フッ化バリウムの還元
ΔrG599.2 kJ/mol
K0.11 × 10−104
pK104.98
BaF2結晶性固体 + 2e
Ba結晶性固体 + 2F水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
541.8599.2−61.2−256.5
1 mol あたり
541.8599.2−61.2−256.5
電子
1 mol あたり
270.9299.6−30.6−128.3
1 mol あたり
541.8599.2−61.2−256.5
フッ化物イオン
1 mol あたり
270.9299.6−30.6−128.3

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaF2 (cr)-1207.1[1]-1156.8[1]96.36[1]71.21[1]
BaF2 (g)-818.0[1]-828.4[1]300.98[1]53.76[1]
BaF2 (ai)-1202.90[1]-1118.35[1]-18.0[1]
e
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ba (cr)0[1]0[1]62.8[1]28.07[1]
Ba (g)180[1]146[1]170.243[1]20.786[1]
F (g)-255.39[1]
F (ao)-332.63[1]-278.79[1]-13.8[1]-106.7[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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