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BaF2 → Ba2+ + F2↑ + 2e

フッ化バリウムの酸化
BaF2フッ化バリウム
Ba2+バリウムイオン + F2フッ素 + 2e電子

フッ化バリウムを酸化すると,バリウムイオンフッ素が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

フッ化バリウムの酸化
BaF2フッ化バリウム
Ba2+バリウムイオン + F2フッ素 + 2e電子

一般反応式

酸化可能化学種の酸化
反応物還元剤
生成物酸化生成物 + e

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaF2フッ化バリウム1
還元剤

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ba2+バリウムイオン1
F2フッ素1
酸化生成物
e電子2
電子

熱力学的変化

標準状態における変化

フッ化バリウムの酸化
ΔrG596.0 kJ/mol
K0.38 × 10−104
pK104.41
BaF2結晶性固体
Ba2+水溶液 (非解離状態) + F2気体 + 2e
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
669.5596.0116.0
1 mol あたり
669.5596.0116.0
バリウムイオン
1 mol あたり
669.5596.0116.0
1 mol あたり
669.5596.0116.0
電子
1 mol あたり
334.8298.058.00

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaF2 (cr)-1207.1[1]-1156.8[1]96.36[1]71.21[1]
BaF2 (g)-818.0[1]-828.4[1]300.98[1]53.76[1]
BaF2 (ai)-1202.90[1]-1118.35[1]-18.0[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ba2+ (g)1660.38[1]
Ba2+ (ao)-537.64[1]-560.77[1]9.6[1]
F2 (g)0[1]0[1]202.78[1]31.30[1]
e
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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