Sr2+ + OH− → SrOH+
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- ストロンチウムイオンと水酸化物イオンの反応
- Sr2+ストロンチウムイオン + OH−水酸化物イオンSrOH+水酸化ストロンチウムイオン⟶
ストロンチウムイオンと水酸化物イオンが反応すると，水酸化ストロンチウムイオンが生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- ストロンチウムイオンと水酸化物イオンの反応
- Sr2+ストロンチウムイオン + OH−水酸化物イオンSrOH+水酸化ストロンチウムイオン⟶
一般反応式
- 陽イオンと陰イオンの反応
- 陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基 ⟶ 生成物ルイス共役体 + (H2O)
- 陽イオンと水酸化物イオンの反応
- 陽イオンルイス酸 + OH−ルイス塩基 ⟶ 塩基/塩基性塩イオンルイス共役体 + (H2O)
各原子の酸化数
- ストロンチウムイオンと水酸化物イオンの反応
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Sr2+ | ストロンチウムイオン | 1 | ルイス酸 | 陽イオン |
| OH− | 水酸化物イオン | 1 | ルイス塩基 | 陰イオン 水酸化物イオン |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| SrOH+ | 水酸化ストロンチウムイオン | 1 | ルイス共役体 | – 塩基性塩イオン |
熱力学的変化
標準状態における変化
- ストロンチウムイオンと水酸化物イオンの反応◆
ΔrG −4.6 kJ/mol K 6.40 × 100 pK −0.81 - Sr2+水溶液 (非解離状態) + OH−水溶液 (非解離状態)SrOH+水溶液 (非解離状態)⟶
| 標準反応 エンタルピー ΔrH° kJ · mol−1 | 標準反応 ギブス エネルギー ΔrG° kJ · mol−1 | 標準反応 エントロピー ΔrS° J · K−1 · mol−1 | 標準反応 定圧熱容量 ΔrCp° J · K−1 · mol−1 | |
|---|---|---|---|---|
反応式 1 mol あたり | – | −4.6 | – | – |
ストロンチウムイオン 1 mol あたり | – | −4.6 | – | – |
水酸化物イオン 1 mol あたり | – | −4.6 | – | – |
水酸化ストロンチウムイオン 1 mol あたり | – | −4.6 | – | – |
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Sr2+ (g) | 1790.54[1] | – | – | – |
| Sr2+ (ao) | -545.80[1] | -559.48[1] | -32.6[1] | – |
| OH− (g) | -143.5[1] | – | – | – |
| OH− (ao) | -229.994[1] | -157.244[1] | -10.75[1] | -148.5[1] |
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| SrOH+ (ao) | – | -721.3[1] | – | – |
* (ao):水溶液 (非解離状態)
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)