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Cu+ + SCN → CuSCN↓

銅(I)イオンチオシアン酸イオンの反応
Cu+銅(I)イオン + SCNチオシアン酸イオン
CuSCNチオシアン酸銅(I)

銅(I)イオンチオシアン酸イオンが反応すると,チオシアン酸銅(I)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

銅(I)イオンチオシアン酸イオンの反応
Cu+銅(I)イオン + SCNチオシアン酸イオン
CuSCNチオシアン酸銅(I)

一般反応式

陽イオンと陰イオンの反応
陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
生成物ルイス共役体 + (H2O)
陽イオンと陰イオンの沈殿反応
陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + (H2O)

各原子の酸化数

銅(I)イオンチオシアン酸イオンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu+銅(I)イオン1
ルイス酸
陽イオン
SCNチオシアン酸イオン1
ルイス塩基
陰イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuSCNチオシアン酸銅(I)1
ルイス共役体
水に不溶

熱力学的変化

標準状態における変化

銅(I)イオンチオシアン酸イオンの反応
ΔrG0.00 kJ/mol
K1.00 × 100
pK0.00
Cu+水溶液 (非解離状態) + SCN水溶液 (非解離状態)
CuSCN水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
0.000.000.0
銅(I)イオン
1 mol あたり
0.000.000.0
チオシアン酸イオン
1 mol あたり
0.000.000.0
0.000.000.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu+ (g)1089.986[1]
Cu+ (ao)71.67[1]49.98[1]40.6[1]
SCN (ao)76.44[1]92.71[1]144.3[1]-40.2[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuSCN (cr)69.9[1]
CuSCN (ai)148.11[1]142.69[1]184.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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