Cu2+ + OH− → CuOH+
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- 銅(II)イオンと水酸化物イオンの反応
- Cu2+銅(II)イオン + OH−水酸化物イオンCuOH+水酸化銅(II)イオン⟶
銅(II)イオンと水酸化物イオンが反応すると,水酸化銅(II)イオンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸塩基反応で,
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- 銅(II)イオンと水酸化物イオンの反応
- Cu2+銅(II)イオン + OH−水酸化物イオンCuOH+水酸化銅(II)イオン⟶
一般反応式
- 陽イオンと陰イオンの反応
- 陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基 ⟶ 生成物ルイス共役体 + (H2O)
- 陽イオンと水酸化物イオンの反応
- 陽イオンルイス酸 + OH−ルイス塩基 ⟶ 塩基/塩基性塩イオンルイス共役体 + (H2O)
各原子の酸化数
- 銅(II)イオンと水酸化物イオンの反応
反応物
化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
---|---|---|---|---|
Cu2+ | 銅(II)イオン | 1 | ルイス酸 | 陽イオン |
OH− | 水酸化物イオン | 1 | ルイス塩基 | 陰イオン 水酸化物イオン |
生成物
化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
---|---|---|---|---|
CuOH+ | 水酸化銅(II)イオン | 1 | ルイス共役体 | – 塩基性塩イオン |
熱力学的変化
反応物の熱力学データ
化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
---|---|---|---|---|
Cu2+ (g) | 3054.07[1] | – | – | – |
Cu2+ (ao) | 64.77[1] | 65.49[1] | -99.6[1] | – |
OH− (g) | -143.5[1] | – | – | – |
OH− (ao) | -229.994[1] | -157.244[1] | -10.75[1] | -148.5[1] |
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)
生成物の熱力学データ
化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
---|---|---|---|---|
CuOH+ | – | – | – | – |
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)