Hg(OH)2 + Hg2OH3+ → Hg3(OH)33+
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- 水酸化水銀(II)と水酸化二水銀(II)イオンの反応
- Hg(OH)2水酸化水銀(II) + Hg2OH3+水酸化二水銀(II)イオンHg3(OH)33+三水酸化三水銀(II)イオン⟶
水酸化水銀(II)と水酸化二水銀(II)イオンが反応すると，三水酸化三水銀(II)イオンが生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- 水酸化水銀(II)と水酸化二水銀(II)イオンの反応
- Hg(OH)2水酸化水銀(II) + Hg2OH3+水酸化二水銀(II)イオンHg3(OH)33+三水酸化三水銀(II)イオン⟶
一般反応式
- 中性化学種と陽イオンの反応
- 化合物ルイス塩基 + 陽イオンルイス酸 ⟶ 陽イオンルイス共役体
各原子の酸化数
- 水酸化水銀(II)と水酸化二水銀(II)イオンの反応
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Hg(OH)2 | 水酸化水銀(II) | 1 | ルイス塩基 | 化合物 |
| Hg2OH3+ | 水酸化二水銀(II)イオン | 1 | ルイス酸 | 陽イオン |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Hg3(OH)33+ | 三水酸化三水銀(II)イオン | 1 | ルイス共役体 | 陽イオン |
熱力学的変化
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Hg(OH)2 (ao) | -355.2[1] | -274.8[1] | 142[1] | – |
| Hg2OH3+ | – | – | – | – |
* (ao):水溶液 (非解離状態)
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Hg3(OH)33+ | – | – | – | – |
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)