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C + Ag2O 🔥→ 2Ag + CO↑

炭素酸化銀(I)が反応すると,一酸化炭素が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と被還元性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

炭素酸化銀(I)の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
C炭素1
還元剤
還元性
還元性非金属
Ag2O酸化銀(I)1
酸化剤
被還元性
酸化物

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ag2
還元生成物
単体
CO一酸化炭素1
酸化生成物
酸化物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

炭素酸化銀(I)の反応
ΔrG−125.97 kJ/mol
K1.17 × 1022
pK−22.07
C結晶性固体黒鉛 + Ag2O結晶性固体
🔥
2Ag結晶性固体 + CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−79.48−125.97155.75.46
1 mol あたり
−79.48−125.97155.75.46
1 mol あたり
−79.48−125.97155.75.46
1 mol あたり
−39.74−62.98577.852.73
1 mol あたり
−79.48−125.97155.75.46

標準状態における変化 (2)

炭素酸化銀(I)の反応
ΔrG−128.87 kJ/mol
K3.78 × 1022
pK−22.58
C結晶性固体ダイヤモンド + Ag2O結晶性固体
🔥
2Ag結晶性固体 + CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−81.37−128.87159.17.87
1 mol あたり
−81.37−128.87159.17.87
1 mol あたり
−81.37−128.87159.17.87
1 mol あたり
−40.69−64.43579.553.94
1 mol あたり
−81.37−128.87159.17.87

水溶液における変化 (1)

炭素酸化銀(I)の反応
ΔrG−125.97 kJ/mol
K1.17 × 1022
pK−22.07
C結晶性固体黒鉛 + Ag2O結晶性固体
🔥
2Ag結晶性固体 + CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−79.48−125.97155.75.46
1 mol あたり
−79.48−125.97155.75.46
1 mol あたり
−79.48−125.97155.75.46
1 mol あたり
−39.74−62.98577.852.73
1 mol あたり
−79.48−125.97155.75.46

水溶液における変化 (2)

炭素酸化銀(I)の反応
ΔrG−108.70 kJ/mol
K1.11 × 1019
pK−19.04
C結晶性固体黒鉛 + Ag2O結晶性固体
🔥
2Ag結晶性固体 + CO水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−89.91−108.7062.7
1 mol あたり
−89.91−108.7062.7
1 mol あたり
−89.91−108.7062.7
1 mol あたり
−44.95−54.35031.4
1 mol あたり
−89.91−108.7062.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
C (cr)
黒鉛
0[1]0[1]5.740[1]8.527[1]
C (cr)
ダイヤモンド
1.895[1]2.900[1]2.377[1]6.113[1]
C (g)716.682[1]671.257[1]158.096[1]20.838[1]
Ag2O (cr)-31.05[1]-11.20[1]121.3[1]65.86[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ag (cr)0[1]0[1]42.55[1]25.351[1]
Ag (g)284.55[1]245.65[1]172.997[1]20.786[1]
CO (g)-110.525[1]-137.168[1]197.674[1]29.142[1]
CO (ao)-120.96[1]-119.90[1]104.6[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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