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CaCrO4 + (NH4)2S 💧→ CaS↓ + (NH4)2CrO4

クロム酸カルシウム硫化アンモニウムが反応すると,硫化カルシウムクロム酸アンモニウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaCrO4クロム酸カルシウム1
ルイス酸
水に可溶
(NH4)2S硫化アンモニウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaS硫化カルシウム1
ルイス共役体
水に微溶
(NH4)2CrO4クロム酸アンモニウム1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

水溶液における変化

クロム酸カルシウム硫化アンモニウムの反応
CaCrO4水溶液 + (NH4)2S水溶液 (解離状態)
💧
CaS結晶性固体 + (NH4)2CrO4水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
29.5
29.5
29.5
1 mol あたり
29.5
29.5

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaCrO4 (aq)-1426.3[1]
(NH4)2S (ai)-231.8[1]-72.6[1]212.1[1]
* (aq):水溶液, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaS (cr)-482.4[1]-477.4[1]56.5[1]47.40[1]
CaS (g)
(NH4)2CrO4 (cr)-1167.3[1]
(NH4)2CrO4 (ai)-1146.16[1]-886.36[1]277.0[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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