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4Na + O2 → 2Na2O

ナトリウム酸素が反応すると,酸化ナトリウムが生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
金属と非金属の反応
金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Naナトリウム4
還元剤
還元性
金属
O2酸素1
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Na2O酸化ナトリウム2
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化

ナトリウム酸素の反応
ΔrG−750.92 kJ/mol
K3.59 × 10131
pK−131.56
4Na結晶性固体 + O2気体
2Na2O結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−828.44−750.92−259.86−4.07
1 mol あたり
−207.11−187.73−64.965−1.02
1 mol あたり
−828.44−750.92−259.86−4.07
1 mol あたり
−414.22−375.46−129.93−2.04

水溶液における変化

ナトリウム酸素の反応
ΔrG−767.3 kJ/mol
K2.66 × 10134
pK−134.43
4Na結晶性固体 + O2水溶液 (非解離状態)
2Na2O結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−816.7−767.3−165.6
1 mol あたり
−204.2−191.8−41.40
1 mol あたり
−816.7−767.3−165.6
1 mol あたり
−408.4−383.6−82.80

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Na (cr)0[1]0[1]51.21[1]28.24[1]
Na (g)107.32[1]76.761[1]153.712[1]20.786[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Na2O (cr)-414.22[1]-375.46[1]75.06[1]69.12[1]
Na2O (g)-35.6[1]-52.3[1]261.2[1]55.2[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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