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4FeBr2 + 3O2 → 2Fe2O3 + 4Br2

臭化鉄(II)酸素が反応すると,酸化鉄(III)臭素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeBr2臭化鉄(II)4
還元剤
被酸化性
O2酸素3
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Fe2O3酸化鉄(III)2
酸化還元生成物
Br2臭素4
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

臭化鉄(II)酸素の反応
ΔrG−532.0 kJ/mol
K1.59 × 1093
pK−93.20
4FeBr2結晶性固体 + 3O2気体
2Fe2O3結晶性固体 + 4Br2液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−649.2−532.0−394.1
1 mol あたり
−162.3−133.0−98.53
1 mol あたり
−216.4−177.3−131.4
1 mol あたり
−324.6−266.0−197.1
1 mol あたり
−162.3−133.0−98.53

水溶液における変化

臭化鉄(II)酸素の反応
ΔrG−370.6 kJ/mol
K8.44 × 1064
pK−64.93
4FeBr2水溶液 (解離状態) + 3O2水溶液 (非解離状態)
2Fe2O3結晶性固体 + 4Br2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−294.9−370.6255.3
1 mol あたり
−73.72−92.6563.83
1 mol あたり
−98.30−123.585.10
1 mol あたり
−147.4−185.3127.7
1 mol あたり
−73.72−92.6563.83

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeBr2 (cr)-249.8[1]-238.1[1]140.6[1]
FeBr2 (g)-46[1]
FeBr2 (ai)-332.2[1]-286.81[1]27.2[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Fe2O3 (cr)-824.2[1]-742.2[1]87.40[1]103.85[1]
Br2 (cr)
Br2 (l)0[1]0[1]152.231[1]75.689[1]
Br2 (g)30.907[1]3.110[1]245.463[1]36.02[1]
Br2 (ao)-2.59[1]3.93[1]130.5[1]
* (cr):結晶性固体, (l):液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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