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4CuF + O2 + 2H2O → 2Cu(OH)2 + 2CuF2

フッ化銅(I)酸素が反応すると,水酸化銅(II)フッ化銅(II)が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応 (中性条件下)
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤 + H2O非酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

フッ化銅(I)酸素の反応 (中性条件下)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuFフッ化銅(I)4
還元剤
被酸化性
O2酸素1
酸化剤
酸化性
H2O2

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu(OH)2水酸化銅(II)2
酸化還元生成物
CuF2フッ化銅(II)2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

フッ化銅(I)酸素の反応 (中性条件下)
4CuF固体 + O2気体 + 2H2O液体
2Cu(OH)2結晶性固体 + 2CuF2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−293
1 mol あたり
−73.3
1 mol あたり
−293
1 mol あたり
−147
1 mol あたり
−147
1 mol あたり
−147

水溶液における変化

フッ化銅(I)酸素の反応 (中性条件下)
4CuF固体 + O2水溶液 (非解離状態) + 2H2O液体
2Cu(OH)2水溶液 (解離状態) + 2CuF2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−172
1 mol あたり
−43.0
1 mol あたり
−172
1 mol あたり
−86.0
1 mol あたり
−86.0
1 mol あたり
−86.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuF (s)-280-26064.9
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (s):固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体, (l):液体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu(OH)2 (cr)-449.8[1]
Cu(OH)2 (ai)-395.22[1]-249.01[1]-120.9[1]
CuF2 (cr)-542.7[1]
CuF2 (cr)
2水和物
-981.4[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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