You-iggy

Pb + F2 → PbF2

フッ素が反応すると,フッ化鉛(II)が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
金属と非金属の反応
金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

フッ素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Pb1
還元剤
還元性
金属
F2フッ素1
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
PbF2フッ化鉛(II)1
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化

フッ素の反応
ΔrG−617.1 kJ/mol
K1.29 × 10108
pK−108.11
Pb結晶性固体 + F2気体
PbF2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−664.0−617.1−157.1
1 mol あたり
−664.0−617.1−157.1
1 mol あたり
−664.0−617.1−157.1
1 mol あたり
−664.0−617.1−157.1

水溶液における変化 (1)

フッ素の反応
ΔrG−596.6 kJ/mol
K3.31 × 10104
pK−104.52
Pb結晶性固体 + F2気体
PbF2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−596.6
1 mol あたり
−596.6
1 mol あたり
−596.6
1 mol あたり
−596.6

水溶液における変化 (2)

フッ素の反応
ΔrG−617.1 kJ/mol
K1.29 × 10108
pK−108.11
Pb結晶性固体 + F2気体
PbF2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−664.0−617.1−157.1
1 mol あたり
−664.0−617.1−157.1
1 mol あたり
−664.0−617.1−157.1
1 mol あたり
−664.0−617.1−157.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Pb (cr)0[1]0[1]64.81[1]26.44[1]
Pb (g)195.0[1]161.9[1]175.373[1]20.786[1]
F2 (g)0[1]0[1]202.78[1]31.30[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
PbF2 (cr)-664.0[1]-617.1[1]110.5[1]
PbF2 (ai)-666.9[1]-582.00[1]-17.2[1]
PbF2 (ao)-596.6[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1