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Zn + 2HF → ZnF2 + H2

亜鉛フッ化水素が反応すると,フッ化亜鉛水素が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と被還元性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
活性金属と酸の反応
活性金属還元剤 + 酸化剤
酸化生成物 + H2還元生成物
両性金属と酸の反応
両性金属還元剤 + 酸化剤
酸化生成物 + H2還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Zn亜鉛1
還元剤
還元性
活性金属
両性金属
HFフッ化水素2
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
ZnF2フッ化亜鉛1
酸化生成物
H2水素1
還元生成物
水素

熱力学的変化

標準状態における変化

亜鉛フッ化水素の反応
ΔrG−166.9 kJ/mol
K1.74 × 1029
pK−29.24
Zn結晶性固体 + 2HF気体
ZnF2結晶性固体 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−222.2−166.9−184.8210.81
1 mol あたり
−222.2−166.9−184.8210.81
1 mol あたり
−111.1−83.45−92.4105.405
1 mol あたり
−222.2−166.9−184.8210.81
1 mol あたり
−222.2−166.9−184.8210.81

水溶液における変化 (1)

亜鉛フッ化水素の反応
ΔrG−119.7 kJ/mol
K9.34 × 1020
pK−20.97
Zn結晶性固体 + 2HF水溶液 (非解離状態)
ZnF2結晶性固体 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−124.2−119.7−14.7
1 mol あたり
−124.2−119.7−14.7
1 mol あたり
−62.10−59.85−7.35
1 mol あたり
−124.2−119.7−14.7
1 mol あたり
−124.2−119.7−14.7

水溶液における変化 (2)

亜鉛フッ化水素の反応
ΔrG−102.1 kJ/mol
K7.71 × 1017
pK−17.89
Zn結晶性固体 + 2HF水溶液 (非解離状態)
ZnF2結晶性固体 + H2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−128.4−102.1432
1 mol あたり
−128.4−102.1432
1 mol あたり
−64.20−51.05216
1 mol あたり
−128.4−102.1432
1 mol あたり
−128.4−102.1432

水溶液における変化 (3)

亜鉛フッ化水素の反応
ΔrG−155.7 kJ/mol
K1.89 × 1027
pK−27.28
Zn結晶性固体 + 2HF水溶液 (解離状態)
ZnF2結晶性固体 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−99.1−155.7190.3282.5
1 mol あたり
−99.1−155.7190.3282.5
1 mol あたり
−49.5−77.8595.15141.3
1 mol あたり
−99.1−155.7190.3282.5
1 mol あたり
−99.1−155.7190.3282.5

水溶液における変化 (4)

亜鉛フッ化水素の反応
ΔrG−138.1 kJ/mol
K1.56 × 1024
pK−24.19
Zn結晶性固体 + 2HF水溶液 (解離状態)
ZnF2結晶性固体 + H2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−103.3−138.1637
1 mol あたり
−103.3−138.1637
1 mol あたり
−51.65−69.05319
1 mol あたり
−103.3−138.1637
1 mol あたり
−103.3−138.1637

水溶液における変化 (5)

亜鉛フッ化水素の反応
ΔrG−119.7 kJ/mol
K9.34 × 1020
pK−20.97
Zn結晶性固体 + 2HF水溶液 (非解離状態)
ZnF2結晶性固体 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−124.2−119.7−14.7
1 mol あたり
−124.2−119.7−14.7
1 mol あたり
−62.10−59.85−7.35
1 mol あたり
−124.2−119.7−14.7
1 mol あたり
−124.2−119.7−14.7

水溶液における変化 (6)

亜鉛フッ化水素の反応
ΔrG−102.1 kJ/mol
K7.71 × 1017
pK−17.89
Zn結晶性固体 + 2HF水溶液 (非解離状態)
ZnF2結晶性固体 + H2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−128.4−102.1432
1 mol あたり
−128.4−102.1432
1 mol あたり
−64.20−51.05216
1 mol あたり
−128.4−102.1432
1 mol あたり
−128.4−102.1432

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Zn (cr)0[1]0[1]41.63[1]25.40[1]
Zn (g)130.729[1]95.145[1]160.984[1]20.786[1]
HF (l)
xは未確定の残余エントロピー
-299.78[1]75.40+x[1]
HF (g)-271.1[1]-273.2[1]173.779[1]29.133[1]
HF (ai)-332.63[1]-278.79[1]-13.8[1]-106.7[1]
HF (ao)-320.08[1]-296.82[1]88.7[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
ZnF2 (cr)-764.4[1]-713.3[1]73.68[1]65.65[1]
ZnF2 (ai)-819.14[1]-704.64[1]-139.7[1]-167[1]
H2 (g)0[1]0[1]130.684[1]28.824[1]
H2 (ao)-4.2[1]17.6[1]577[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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