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化学反応
4Na + NH4HCO3 → 2Na2O + NH3↑ + CO↑ + H2↑

4Na + NH₄HCO₃ → 2Na₂O + NH₃↑ + CO↑ + H₂↑

更新日：2022/6/13

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Naナトリウム + NH₄HCO₃炭酸水素アンモニウム
⟶
2Na₂O酸化ナトリウム + NH₃↑アンモニア + CO↑一酸化炭素 + H₂↑水素

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムが反応すると，酸化ナトリウムとアンモニア，一酸化炭素，水素が生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸化還元反応で，

還元性化学種と被還元性化学種の反応

に分類されます。

目次

化学反応情報

化学反応式

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Naナトリウム + NH₄HCO₃炭酸水素アンモニウム
⟶
2Na₂O酸化ナトリウム + NH₃↑アンモニア + CO↑一酸化炭素 + H₂↑水素

一般反応式

還元性化学種と被還元性化学種の反応: 還元性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
⟶
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応

反応物

化学式	名称	係数	分類	一般反応式における分類
Na	ナトリウム	4	還元剤	還元性
NH₄HCO₃	炭酸水素アンモニウム	1	酸化剤	被還元性

生成物

化学式	名称	係数	分類	一般反応式における分類
Na₂O	酸化ナトリウム	2	酸化生成物	–
NH₃	アンモニア	1	–	–
CO	一酸化炭素	1	還元生成物	–
H₂	水素	1	還元生成物	–

熱力学的変化

標準状態における変化

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −238.6 kJ/mol K 6.32 × 10⁴¹ pK −41.80: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃結晶性固体
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑気体 + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−135.7	−238.6	345.2	–
ナトリウム 1 mol あたり	−33.92	−59.65	86.30	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−135.7	−238.6	345.2	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−67.85	−119.3	172.6	–
アンモニア 1 mol あたり	−135.7	−238.6	345.2	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−135.7	−238.6	345.2	–
水素 1 mol あたり	−135.7	−238.6	345.2	–

水溶液における変化 (1)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −238.47 kJ/mol K 6.00 × 10⁴¹ pK −41.78: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液 (解離状態)
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑気体 + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−160.58	−238.47	261.5	–
ナトリウム 1 mol あたり	−40.145	−59.617	65.38	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−160.58	−238.47	261.5	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−80.290	−119.23	130.8	–
アンモニア 1 mol あたり	−160.58	−238.47	261.5	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−160.58	−238.47	261.5	–
水素 1 mol あたり	−160.58	−238.47	261.5	–

水溶液における変化 (2)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −220.9 kJ/mol K 5.01 × 10³⁸ pK −38.70: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液 (解離状態)
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑気体 + H₂↑水溶液 (非解離状態)

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−164.8	−220.9	708	–
ナトリウム 1 mol あたり	−41.20	−55.23	177	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−164.8	−220.9	708	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−82.40	−110.5	354	–
アンモニア 1 mol あたり	−164.8	−220.9	708	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−164.8	−220.9	708	–
水素 1 mol あたり	−164.8	−220.9	708	–

水溶液における変化 (3)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −221.20 kJ/mol K 5.66 × 10³⁸ pK −38.75: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液 (解離状態)
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑水溶液 (非解離状態) + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−171.01	−221.20	168.4	–
ナトリウム 1 mol あたり	−42.752	−55.300	42.10	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−171.01	−221.20	168.4	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−85.505	−110.60	84.20	–
アンモニア 1 mol あたり	−171.01	−221.20	168.4	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−171.01	−221.20	168.4	–
水素 1 mol あたり	−171.01	−221.20	168.4	–

水溶液における変化 (4)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −203.6 kJ/mol K 4.67 × 10³⁵ pK −35.67: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液 (解離状態)
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑水溶液 (非解離状態) + H₂↑水溶液 (非解離状態)

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−175.2	−203.6	615	–
ナトリウム 1 mol あたり	−43.80	−50.90	154	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−175.2	−203.6	615	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−87.60	−101.8	308	–
アンモニア 1 mol あたり	−175.2	−203.6	615	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−175.2	−203.6	615	–
水素 1 mol あたり	−175.2	−203.6	615	–

水溶液における変化 (5)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −248.52 kJ/mol K 3.46 × 10⁴³ pK −43.54: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液 (解離状態)
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑水溶液 (非解離状態) + CO↑気体 + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−194.76	−248.52	180.3	–
ナトリウム 1 mol あたり	−48.690	−62.130	45.08	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−194.76	−248.52	180.3	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−97.380	−124.26	90.15	–
アンモニア 1 mol あたり	−194.76	−248.52	180.3	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−194.76	−248.52	180.3	–
水素 1 mol あたり	−194.76	−248.52	180.3	–

水溶液における変化 (6)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −230.9 kJ/mol K 2.83 × 10⁴⁰ pK −40.45: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液 (解離状態)
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑水溶液 (非解離状態) + CO↑気体 + H₂↑水溶液 (非解離状態)

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−199.0	−230.9	627	–
ナトリウム 1 mol あたり	−49.75	−57.73	157	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−199.0	−230.9	627	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−99.50	−115.5	314	–
アンモニア 1 mol あたり	−199.0	−230.9	627	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−199.0	−230.9	627	–
水素 1 mol あたり	−199.0	−230.9	627	–

水溶液における変化 (7)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −231.25 kJ/mol K 3.26 × 10⁴⁰ pK −40.51: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液 (解離状態)
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑水溶液 (非解離状態) + CO↑水溶液 (非解離状態) + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−205.19	−231.25	87.3	–
ナトリウム 1 mol あたり	−51.297	−57.813	21.8	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−205.19	−231.25	87.3	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−102.59	−115.63	43.6	–
アンモニア 1 mol あたり	−205.19	−231.25	87.3	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−205.19	−231.25	87.3	–
水素 1 mol あたり	−205.19	−231.25	87.3	–

水溶液における変化 (8)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応 ◆ Δ_rG −213.7 kJ/mol K 2.75 × 10³⁷ pK −37.44: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液 (解離状態)
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑水溶液 (非解離状態) + CO↑水溶液 (非解離状態) + H₂↑水溶液 (非解離状態)

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−209.4	−213.7	534	–
ナトリウム 1 mol あたり	−52.35	−53.42	134	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−209.4	−213.7	534	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−104.7	−106.8	267	–
アンモニア 1 mol あたり	−209.4	−213.7	534	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−209.4	−213.7	534	–
水素 1 mol あたり	−209.4	−213.7	534	–

水溶液における変化 (9)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑気体 + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−163.4	–	–	–
ナトリウム 1 mol あたり	−40.85	–	–	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−163.4	–	–	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−81.70	–	–	–
アンモニア 1 mol あたり	−163.4	–	–	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−163.4	–	–	–
水素 1 mol あたり	−163.4	–	–	–

水溶液における変化 (10)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑気体 + H₂↑水溶液 (非解離状態)

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−167.6	–	–	–
ナトリウム 1 mol あたり	−41.90	–	–	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−167.6	–	–	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−83.80	–	–	–
アンモニア 1 mol あたり	−167.6	–	–	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−167.6	–	–	–
水素 1 mol あたり	−167.6	–	–	–

水溶液における変化 (11)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑水溶液 (非解離状態) + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−173.8	–	–	–
ナトリウム 1 mol あたり	−43.45	–	–	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−173.8	–	–	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−86.90	–	–	–
アンモニア 1 mol あたり	−173.8	–	–	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−173.8	–	–	–
水素 1 mol あたり	−173.8	–	–	–

水溶液における変化 (12)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑気体 + CO↑水溶液 (非解離状態) + H₂↑水溶液 (非解離状態)

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−178.0	–	–	–
ナトリウム 1 mol あたり	−44.50	–	–	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−178.0	–	–	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−89.00	–	–	–
アンモニア 1 mol あたり	−178.0	–	–	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−178.0	–	–	–
水素 1 mol あたり	−178.0	–	–	–

水溶液における変化 (13)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑水溶液 (非解離状態) + CO↑気体 + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−197.6	–	–	–
ナトリウム 1 mol あたり	−49.40	–	–	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−197.6	–	–	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−98.80	–	–	–
アンモニア 1 mol あたり	−197.6	–	–	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−197.6	–	–	–
水素 1 mol あたり	−197.6	–	–	–

水溶液における変化 (14)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑水溶液 (非解離状態) + CO↑気体 + H₂↑水溶液 (非解離状態)

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−201.8	–	–	–
ナトリウム 1 mol あたり	−50.45	–	–	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−201.8	–	–	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−100.9	–	–	–
アンモニア 1 mol あたり	−201.8	–	–	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−201.8	–	–	–
水素 1 mol あたり	−201.8	–	–	–

水溶液における変化 (15)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑水溶液 (非解離状態) + CO↑水溶液 (非解離状態) + H₂↑気体

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−208.0	–	–	–
ナトリウム 1 mol あたり	−52.00	–	–	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−208.0	–	–	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−104.0	–	–	–
アンモニア 1 mol あたり	−208.0	–	–	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−208.0	–	–	–
水素 1 mol あたり	−208.0	–	–	–

水溶液における変化 (16)

ナトリウムと炭酸水素アンモニウムの反応: 4Na結晶性固体 + NH₄HCO₃水溶液
⟶
2Na₂O結晶性固体 + NH₃↑水溶液 (非解離状態) + CO↑水溶液 (非解離状態) + H₂↑水溶液 (非解離状態)

	標準反応エンタルピー Δ_rH° kJ · mol⁻¹	標準反応ギブスエネルギー Δ_rG° kJ · mol⁻¹	標準反応エントロピー Δ_rS° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準反応定圧熱容量 Δ_rC_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
反応式 1 mol あたり	−212.2	–	–	–
ナトリウム 1 mol あたり	−53.05	–	–	–
炭酸水素アンモニウム 1 mol あたり	−212.2	–	–	–
酸化ナトリウム 1 mol あたり	−106.1	–	–	–
アンモニア 1 mol あたり	−212.2	–	–	–
一酸化炭素 1 mol あたり	−212.2	–	–	–
水素 1 mol あたり	−212.2	–	–	–

反応物の熱力学データ

化学式	標準生成エンタルピー Δ_fH° kJ · mol⁻¹	標準生成ギブスエネルギー Δ_fG° kJ · mol⁻¹	標準モルエントロピー S° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準モル定圧熱容量 C_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
Na (cr)	0^[1]	0^[1]	51.21^[1]	28.24^[1]
Na (g)	107.32^[1]	76.761^[1]	153.712^[1]	20.786^[1]
NH₄HCO₃ (cr)	-849.4^[1]	-665.9^[1]	120.9^[1]	–
NH₄HCO₃ (ai)	-824.50^[1]	-666.07^[1]	204.6^[1]	–
NH₄HCO₃ (aq)	-821.7^[1]	–	–	–

* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (aq):水溶液

生成物の熱力学データ

化学式	標準生成エンタルピー Δ_fH° kJ · mol⁻¹	標準生成ギブスエネルギー Δ_fG° kJ · mol⁻¹	標準モルエントロピー S° J · K⁻¹ · mol⁻¹	標準モル定圧熱容量 C_p° J · K⁻¹ · mol⁻¹
Na₂O (cr)	-414.22^[1]	-375.46^[1]	75.06^[1]	69.12^[1]
Na₂O (g)	-35.6^[1]	-52.3^[1]	261.2^[1]	55.2^[1]
NH₃ (g)	-46.11^[1]	-16.45^[1]	192.45^[1]	35.06^[1]
NH₃ (ao)	-80.29^[1]	-26.50^[1]	111.3^[1]	–
CO (g)	-110.525^[1]	-137.168^[1]	197.674^[1]	29.142^[1]
CO (ao)	-120.96^[1]	-119.90^[1]	104.6^[1]	–
H₂ (g)	0^[1]	0^[1]	130.684^[1]	28.824^[1]
H₂ (ao)	-4.2^[1]	17.6^[1]	577^[1]	–

* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

1
Janiel J. Reed (1989)
The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI Units
https://doi.org/10.18434/M32124
National Institute of Standards and Technology (NIST)
引用リスト