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4KI + 3NaClO4 → 4KIO3 + 3NaCl

ヨウ化カリウム過塩素酸ナトリウムが反応すると,ヨウ素酸カリウム塩化ナトリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KIヨウ化カリウム4
還元剤
被酸化性
NaClO4過塩素酸ナトリウム3
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KIO3ヨウ素酸カリウム4
酸化生成物
NaCl塩化ナトリウム3
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化カリウム過塩素酸ナトリウムの反応
ΔrG−761.70 kJ/mol
K2.78 × 10133
pK−133.44
4KI結晶性固体 + 3NaClO4結晶性固体
4KIO3結晶性固体 + 3NaCl結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−777.44−761.70−29.9
1 mol あたり
−194.36−190.43−7.47
−259.15−253.90−9.97
−194.36−190.43−7.47
1 mol あたり
−259.15−253.90−9.97

水溶液における変化

ヨウ化カリウム過塩素酸ナトリウムの反応
ΔrG−673.6 kJ/mol
K1.02 × 10118
pK−118.01
4KI水溶液 (解離状態) + 3NaClO4水溶液 (解離状態)
4KIO3水溶液 (解離状態) + 3NaCl水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−777.6−673.6−348.1
1 mol あたり
−194.4−168.4−87.03
−259.2−224.5−116.0
−194.4−168.4−87.03
1 mol あたり
−259.2−224.5−116.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KI (cr)-327.900[1]-324.892[1]106.32[1]52.93[1]
KI (g)-125.5[1]-166.1[1]258.3[1]37.11[1]
KI (ai)-307.57[1]-334.85[1]213.8[1]-120.5[1]
NaClO4 (cr)-383.30[1]-254.85[1]142.3[1]
NaClO4 (ai)-369.45[1]-270.41[1]241.0[1]
NaClO4 (cr)
1水和物
-677.77[1]-494.29[1]190.8[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KIO3 (cr)-501.37[1]-418.35[1]151.46[1]106.48[1]
KIO3 (ai)-473.6[1]-411.2[1]220.9[1]
NaCl (cr)-411.153[1]-384.138[1]72.13[1]50.50[1]
NaCl (g)-176.65[1]-196.66[1]229.81[1]35.77[1]
NaCl (ai)-407.27[1]-393.133[1]115.5[1]-90.0[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

  1. 1
    Janiel J. Reed (1989)
    The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI Units
    National Institute of Standards and Technology (NIST)