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6FeO + NaBrO3 → 3Fe2O3 + NaBr

酸化鉄(II)臭素酸ナトリウムが反応すると,酸化鉄(III)臭化ナトリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeO酸化鉄(II)6
還元剤
被酸化性
NaBrO3臭素酸ナトリウム1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Fe2O3酸化鉄(III)3
酸化生成物
NaBr臭化ナトリウム1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

酸化鉄(II)臭素酸ナトリウムの反応
6FeO結晶性固体 + NaBrO3結晶性固体
3Fe2O3結晶性固体 + NaBr結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−867.6
1 mol あたり
−144.6
−867.6
1 mol あたり
−289.2
1 mol あたり
−867.6

水溶液における変化

酸化鉄(II)臭素酸ナトリウムの反応
6FeO結晶性固体 + NaBrO3水溶液 (解離状態)
3Fe2O3結晶性固体 + NaBr水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−895.1
1 mol あたり
−149.2
−895.1
1 mol あたり
−298.4
1 mol あたり
−895.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeO (cr)-272.0[1]
NaBrO3 (cr)-334.09[1]-242.62[1]128.9[1]
NaBrO3 (ai)-307.19[1]-243.29[1]220.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Fe2O3 (cr)-824.2[1]-742.2[1]87.40[1]103.85[1]
NaBr (cr)-361.062[1]-348.983[1]86.82[1]51.38[1]
NaBr (g)-143.1[1]-177.06[1]241.19[1]36.32[1]
NaBr (ai)-361.665[1]-365.849[1]141.4[1]-95.4[1]
NaBr (cr)
2水和物
-951.94[1]-828.29[1]179.1[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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