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Pb(NO3)2 + 2Na[AuCl4] 💧→ PbCl2↓ + 2NaNO3 + 2AuCl3

硝酸鉛(II)テトラクロリド金(III)酸ナトリウムが反応すると,塩化鉛(II)硝酸ナトリウム塩化金(III)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Pb(NO3)2硝酸鉛(II)1
ルイス酸
水に易溶
Na[AuCl4]テトラクロリド金(III)酸ナトリウム2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
PbCl2塩化鉛(II)1
ルイス共役体
水に微溶
NaNO3硝酸ナトリウム2
非酸化還元生成物
AuCl3塩化金(III)2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

水溶液における変化 (1)

硝酸鉛(II)テトラクロリド金(III)酸ナトリウムの反応
Pb(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2Na[AuCl4]水溶液 (解離状態)
💧
PbCl2水溶液 (解離状態) + 2NaNO3水溶液 (解離状態) + 2AuCl3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
74.7
1 mol あたり
74.7
37.4
1 mol あたり
74.7
1 mol あたり
37.4
1 mol あたり
37.4

水溶液における変化 (2)

硝酸鉛(II)テトラクロリド金(III)酸ナトリウムの反応
Pb(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2Na[AuCl4]水溶液 (解離状態)
💧
PbCl2水溶液 (非解離状態) + 2NaNO3水溶液 (解離状態) + 2AuCl3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Pb(NO3)2 (cr)-451.9[1]
Pb(NO3)2 (ai)-416.3[1]-246.93[1]303.3[1]
Na[AuCl4] (ai)-562.3[1]-497.04[1]325.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
PbCl2 (cr)-359.41[1]-314.10[1]136.0[1]
PbCl2 (ai)-336.0[1]-286.86[1]123.4[1]
PbCl2 (ao)-297.16[1]
NaNO3 (cr)-467.85[1]-367.00[1]116.52[1]92.88[1]
NaNO3 (ai)-447.48[1]-373.15[1]205.4[1]-40.2[1]
AuCl3 (cr)-117.6[1]
AuCl3 (cr)
2水和物
-715.0[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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