You-iggy

K2S + Na2[PtCl6] 💧→ K2[PtCl6]↓ + Na2S

硫化カリウムヘキサクロリド白金(IV)ナトリウムが反応すると,ヘキサクロリド白金(IV)カリウム硫化ナトリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2S硫化カリウム1
ルイス酸
水に可溶
Na2[PtCl6]ヘキサクロリド白金(IV)ナトリウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2[PtCl6]ヘキサクロリド白金(IV)カリウム1
ルイス共役体
水に微溶
Na2S硫化ナトリウム1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硫化カリウムヘキサクロリド白金(IV)ナトリウムの反応
K2S結晶性固体 + Na2[PtCl6]結晶性固体
💧
K2[PtCl6]結晶性固体 + Na2S結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−97.5
1 mol あたり
−97.5
−97.5
−97.5
1 mol あたり
−97.5

水溶液における変化

硫化カリウムヘキサクロリド白金(IV)ナトリウムの反応
K2S水溶液 (解離状態) + Na2[PtCl6]結晶性固体
💧
K2[PtCl6]水溶液 (解離状態) + Na2S水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−32.7
1 mol あたり
−32.7
−32.7
−32.7
1 mol あたり
−32.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2S (cr)-380.7[1]-364.0[1]105[1]
K2S (ai)-471.5[1]-480.7[1]190.4[1]
K2S (cr)
2水和物
-975.3[1]
K2S (cr)
5水和物
-1871.5[1]
Na2[PtCl6] (cr)-1115.9[1]
Na2[PtCl6] (cr)
2水和物
-1723.8[1]
Na2[PtCl6] (cr)
6水和物
-2912.1[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2[PtCl6] (cr)-1229.3[1]-1078.5[1]333.9[1]205.60[1]
K2[PtCl6] (ai)-1172.8[1]-1049.2[1]424.7[1]
Na2S (cr)-364.8[1]-349.8[1]83.7[1]
Na2S (ai)-447.3[1]-438.1[1]103.3[1]
Na2S (cr)
4.5水和物
-1725.9[1]
Na2S (cr)
5水和物
-1886.6[1]
Na2S (cr)
9水和物
-3074.0[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1