You-iggy

12HClO2 + 6e → Cl2↑ + 4H3O+ + 10ClO2

亜塩素酸の還元
12HClO2亜塩素酸 + 6e電子
Cl2塩素 + 4H3O+ヒドロニウムイオン + 10ClO2亜塩素酸イオン

亜塩素酸を還元すると,塩素ヒドロニウムイオン亜塩素酸イオンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

亜塩素酸の還元
12HClO2亜塩素酸 + 6e電子
Cl2塩素 + 4H3O+ヒドロニウムイオン + 10ClO2亜塩素酸イオン

一般反応式

還元可能化学種の還元
反応物酸化剤 + e
生成物還元生成物

各原子の酸化数

亜塩素酸の還元

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HClO2亜塩素酸12
酸化剤
e電子6
電子

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cl2塩素1
還元生成物
H3O+ヒドロニウムイオン4
ClO2亜塩素酸イオン10

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

亜塩素酸の還元
ΔrG−847.3 kJ/mol
K2.76 × 10148
pK−148.44
12HClO2水溶液 (非解離状態) + 6e
Cl2気体 + 4H3O+水溶液 (非解離状態) + 10ClO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1185.5−847.3−743.9
1 mol あたり
−98.792−70.61−61.99
電子
1 mol あたり
−197.58−141.2−124.0
1 mol あたり
−1185.5−847.3−743.9
ヒドロニウムイオン
1 mol あたり
−296.38−211.8−186.0
亜塩素酸イオン
1 mol あたり
−118.55−84.73−74.39

標準状態における変化 (2)

亜塩素酸の還元
ΔrG−840.4 kJ/mol
K1.70 × 10147
pK−147.23
12HClO2水溶液 (非解離状態) + 6e
Cl2水溶液 (非解離状態) + 4H3O+水溶液 (非解離状態) + 10ClO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1208.9−840.4−846
1 mol あたり
−100.74−70.03−70.5
電子
1 mol あたり
−201.48−140.1−141
1 mol あたり
−1208.9−840.4−846
ヒドロニウムイオン
1 mol あたり
−302.23−210.1−212
亜塩素酸イオン
1 mol あたり
−120.89−84.04−84.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HClO2 (ao)-51.9[1]5.9[1]188.3[1]
e
* (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
H3O+ (ao)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
ClO2 (ao)-66.5[1]17.2[1]101.3[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1