AlF(OH)2 → AlOH2+ + F− + OH−
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- フッ化二水酸化アルミニウムの電離
- AlF(OH)2フッ化二水酸化アルミニウムAlOH2+水酸化アルミニウムイオン + F−フッ化物イオン + OH−水酸化物イオン⟶
フッ化二水酸化アルミニウムが電離すると，水酸化アルミニウムイオンとフッ化物イオン，水酸化物イオンが生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- フッ化二水酸化アルミニウムの電離
- AlF(OH)2フッ化二水酸化アルミニウムAlOH2+水酸化アルミニウムイオン + F−フッ化物イオン + OH−水酸化物イオン⟶
一般反応式
各原子の酸化数
- フッ化二水酸化アルミニウムの電離
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| AlF(OH)2 | フッ化二水酸化アルミニウム | 1 | ルイス共役体 | 塩 |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| AlOH2+ | 水酸化アルミニウムイオン | 1 | ルイス酸 | 陽イオン |
| F− | フッ化物イオン | 1 | ルイス塩基 | 陰イオン |
| OH− | 水酸化物イオン | 1 | ルイス塩基 | 陰イオン |
熱力学的変化
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| AlF(OH)2 | – | – | – | – |
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| AlOH2+ (ao) | – | -694.1[1] | – | – |
| F− (g) | -255.39[1] | – | – | – |
| F− (ao) | -332.63[1] | -278.79[1] | -13.8[1] | -106.7[1] |
| OH− (g) | -143.5[1] | – | – | – |
| OH− (ao) | -229.994[1] | -157.244[1] | -10.75[1] | -148.5[1] |
* (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)