You-iggy

AlOH2+ + 3H2O → [Al(OH)4] + 3H+

水酸化アルミニウムイオンの反応
AlOH2+水酸化アルミニウムイオン + 3H2O
[Al(OH)4]テトラヒドロキシドアルミン酸イオン + 3H+水素イオン

水酸化アルミニウムイオンが反応すると,テトラヒドロキシドアルミン酸イオン水素イオンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

水酸化アルミニウムイオンの反応
AlOH2+水酸化アルミニウムイオン + 3H2O
[Al(OH)4]テトラヒドロキシドアルミン酸イオン + 3H+水素イオン

一般反応式

イオンと水の反応 (水素イオンの生成)
陽イオン/陰イオンブレンステッド酸 + H2Oブレンステッド塩基
プロトン受容性イオン/塩基共役塩基 + H+共役酸

各原子の酸化数

水酸化アルミニウムイオンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
AlOH2+水酸化アルミニウムイオン1
ブレンステッド酸
陽イオン
H2O3
ブレンステッド塩基

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
[Al(OH)4]テトラヒドロキシドアルミン酸イオン1
共役塩基
プロトン受容性イオン
H+水素イオン3
共役酸
水素イオン

熱力学的変化

標準状態における変化

水酸化アルミニウムイオンの反応
ΔrG100.2 kJ/mol
K0.28 × 10−17
pK17.55
AlOH2+水溶液 (非解離状態) + 3H2O液体
[Al(OH)4]水溶液 (非解離状態) + 3H+水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
100.2
水酸化アルミニウムイオン
1 mol あたり
100.2
1 mol あたり
33.40
テトラヒドロキシドアルミン酸イオン
1 mol あたり
100.2
水素イオン
1 mol あたり
33.40

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
AlOH2+ (ao)-694.1[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体, (l):液体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
[Al(OH)4] (ao)-1502.5[1]-1305.3[1]102.9[1]
H+ (g)1536.202[1]
H+ (ao)0[1]0[1]0[1]0[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

  1. 1