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BaI2 + K2S2O3 💧→ BaS2O3↓ + 2KI

ヨウ化バリウムチオ硫酸カリウムが反応すると,チオ硫酸バリウムヨウ化カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaI2ヨウ化バリウム1
ルイス酸
水に易溶
K2S2O3チオ硫酸カリウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaS2O3チオ硫酸バリウム1
ルイス共役体
水に微溶
KIヨウ化カリウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化バリウムチオ硫酸カリウムの反応
BaI2結晶性固体 + K2S2O3結晶性固体
💧
BaS2O3結晶性固体 + 2KI結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

水溶液における変化

ヨウ化バリウムチオ硫酸カリウムの反応
BaI2水溶液 (解離状態) + K2S2O3水溶液 (解離状態)
💧
BaS2O3結晶性固体 + 2KI水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaI2 (cr)-602.1[1]
BaI2 (g)-326[1]-377[1]343[1]61.5[1]
BaI2 (ai)-648.02[1]-663.92[1]232.2[1]
BaI2 (cr)
1水和物
-919.2[1]
BaI2 (cr)
2水和物
-1216.7[1]
BaI2 (cr)
2.5水和物
-1363.6[1]
BaI2 (cr)
7水和物
-2676.5[1]
K2S2O3 (cr)-1173.6[1]
K2S2O3 (ai)-1156.9[1]-1089.0[1]272[1]
K2S2O3 (cr)
1水和物
-1464.8[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaS2O3 (cr)170.3[1]
KI (cr)-327.900[1]-324.892[1]106.32[1]52.93[1]
KI (g)-125.5[1]-166.1[1]258.3[1]37.11[1]
KI (ai)-307.57[1]-334.85[1]213.8[1]-120.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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