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BaS + 2RbF 💧→ BaF2↓ + Rb2S

硫化バリウムフッ化ルビジウムが反応すると,フッ化バリウム硫化ルビジウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaS硫化バリウム1
ルイス酸
水に可溶
RbFフッ化ルビジウム2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaF2フッ化バリウム1
ルイス共役体
水に微溶
Rb2S硫化ルビジウム1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硫化バリウムフッ化ルビジウムの反応
BaS結晶性固体 + 2RbF結晶性固体
💧
BaF2結晶性固体 + Rb2S結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
8
1 mol あたり
8
4
1 mol あたり
8
1 mol あたり
8

水溶液における変化

硫化バリウムフッ化ルビジウムの反応
BaS水溶液 + 2RbF水溶液 (解離状態)
💧
BaF2結晶性固体 + Rb2S水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−15.6
1 mol あたり
−15.6
−7.80
1 mol あたり
−15.6
1 mol あたり
−15.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaS (cr)-460[1]-456[1]78.2[1]49.37[1]
BaS (g)50[1]
BaS (aq)-493.3[1]
RbF (cr)-557.7[1]
RbF (g)-331.4[1]-349.0[1]237.09[1]35.69[1]
RbF (ai)-583.79[1]-562.77[1]107.5[1]
RbF (cr)
1.5水和物
-1013.8[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (aq):水溶液, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaF2 (cr)-1207.1[1]-1156.8[1]96.36[1]71.21[1]
BaF2 (g)-818.0[1]-828.4[1]300.98[1]53.76[1]
BaF2 (ai)-1202.90[1]-1118.35[1]-18.0[1]
Rb2S (cr)-360.7[1]
Rb2S (ai)-469.4[1]-482.0[1]228.4[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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