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Ca(CH3COO)2 + 2RbF 💧→ CaF2↓ + 2CH3COORb

酢酸カルシウムフッ化ルビジウムが反応すると,フッ化カルシウム酢酸ルビジウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ca(CH3COO)2酢酸カルシウム1
ルイス酸
水に易溶
RbFフッ化ルビジウム2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaF2フッ化カルシウム1
ルイス共役体
水に不溶
CH3COORb酢酸ルビジウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

水溶液における変化

酢酸カルシウムフッ化ルビジウムの反応
ΔrG−56.1 kJ/mol
K6.73 × 109
pK−9.83
Ca(CH3COO)2水溶液 (解離状態) + 2RbF水溶液 (解離状態)
💧
CaF2結晶性固体 + 2CH3COORb水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−11.5−56.1149.6
1 mol あたり
−11.5−56.1149.6
−5.75−28.174.80
−11.5−56.1149.6
1 mol あたり
−5.75−28.174.80

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ca(CH3COO)2 (cr)-1479.5[1]
Ca(CH3COO)2 (ai)-1514.86[1]-1292.19[1]120.1[1]
Ca(CH3COO)2 (cr)
1水和物
-1772.3[1]
RbF (cr)-557.7[1]
RbF (g)-331.4[1]-349.0[1]237.09[1]35.69[1]
RbF (ai)-583.79[1]-562.77[1]107.5[1]
RbF (cr)
1.5水和物
-1013.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaF2 (cr)-1219.6[1]-1167.3[1]68.87[1]67.03[1]
CaF2 (g)-781.6[1]-790.4[1]274.37[1]51.25[1]
CaF2 (ai)-1208.09[1]-1111.15[1]-80.8[1]
CH3COORb (ai)-737.18[1]-653.29[1]207.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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