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Ca(MnO4)2 + 2AgF 💧→ CaF2↓ + 2AgMnO4

過マンガン酸カルシウムフッ化銀(I)が反応すると,フッ化カルシウム過マンガン酸銀(I)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ca(MnO4)2過マンガン酸カルシウム1
ルイス酸
水に易溶
AgFフッ化銀(I)2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaF2フッ化カルシウム1
ルイス共役体
水に不溶
AgMnO4過マンガン酸銀(I)2
ルイス共役体
水に微溶

熱力学的変化

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ca(MnO4)2
AgF (cr)-204.6[1]
AgF (ai)-227.07[1]-201.69[1]59.0[1]-84.9[1]
AgF (ao)-238.9[1]-203.7[1]25.9[1]
AgF (cr)
2水和物
-800.8[1]-671.0[1]174.9[1]130[1]
AgF (cr)
4水和物
-1388.3[1]-1147.0[1]268[1]209[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaF2 (cr)-1219.6[1]-1167.3[1]68.87[1]67.03[1]
CaF2 (g)-781.6[1]-790.4[1]274.37[1]51.25[1]
CaF2 (ai)-1208.09[1]-1111.15[1]-80.8[1]
AgMnO4
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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