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C + 2Cl2O 🔥→ 2Cl2 + CO2

炭素一酸化二塩素が反応すると,塩素二酸化炭素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
C炭素1
還元剤
還元性
還元性非金属
Cl2O一酸化二塩素2
酸化剤
酸化性
酸化物

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cl2塩素2
還元生成物
単体
CO2二酸化炭素1
酸化生成物
酸化物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−590.2 kJ/mol
K2.50 × 10103
pK−103.40
C結晶性固体黒鉛 + 2Cl2O気体
🔥
2Cl2気体 + CO2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−554.1−590.2121.715.60
1 mol あたり
−554.1−590.2121.715.60
1 mol あたり
−277.1−295.160.8552.80
1 mol あたり
−277.1−295.160.8552.80
1 mol あたり
−554.1−590.2121.715.60

標準状態における変化 (2)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−593.1 kJ/mol
K8.07 × 10103
pK−103.91
C結晶性固体ダイヤモンド + 2Cl2O気体
🔥
2Cl2気体 + CO2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−556.0−593.1125.088.01
1 mol あたり
−556.0−593.1125.088.01
1 mol あたり
−278.0−296.662.5404.00
1 mol あたり
−278.0−296.662.5404.00
1 mol あたり
−556.0−593.1125.088.01

水溶液における変化 (1)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−590.2 kJ/mol
K2.50 × 10103
pK−103.40
C結晶性固体黒鉛 + 2Cl2O気体
🔥
2Cl2気体 + CO2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−554.1−590.2121.715.60
1 mol あたり
−554.1−590.2121.715.60
1 mol あたり
−277.1−295.160.8552.80
1 mol あたり
−277.1−295.160.8552.80
1 mol あたり
−554.1−590.2121.715.60

水溶液における変化 (2)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−581.8 kJ/mol
K8.45 × 10101
pK−101.93
C結晶性固体黒鉛 + 2Cl2O気体
🔥
2Cl2気体 + CO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−574.4−581.825.6
1 mol あたり
−574.4−581.825.6
1 mol あたり
−287.2−290.912.8
1 mol あたり
−287.2−290.912.8
1 mol あたり
−574.4−581.825.6

水溶液における変化 (3)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−576.3 kJ/mol
K9.19 × 10100
pK−100.96
C結晶性固体黒鉛 + 2Cl2O気体
🔥
2Cl2水溶液 (非解離状態) + CO2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−600.9−576.3−82
1 mol あたり
−600.9−576.3−82
1 mol あたり
−300.4−288.1−41
1 mol あたり
−300.4−288.1−41
1 mol あたり
−600.9−576.3−82

水溶液における変化 (4)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−567.9 kJ/mol
K3.10 × 1099
pK−99.49
C結晶性固体黒鉛 + 2Cl2O気体
🔥
2Cl2水溶液 (非解離状態) + CO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−621.2−567.9−179
1 mol あたり
−621.2−567.9−179
1 mol あたり
−310.6−283.9−89.5
1 mol あたり
−310.6−283.9−89.5
1 mol あたり
−621.2−567.9−179

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
C (cr)
黒鉛
0[1]0[1]5.740[1]8.527[1]
C (cr)
ダイヤモンド
1.895[1]2.900[1]2.377[1]6.113[1]
C (g)716.682[1]671.257[1]158.096[1]20.838[1]
Cl2O (g)80.3[1]97.9[1]266.21[1]45.40[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
CO2 (g)-393.509[1]-394.359[1]213.74[1]37.11[1]
CO2 (ao)-413.80[1]-385.98[1]117.6[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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