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H2CrO4 + 2AgOH → Ag2CrO4 + 2H2O

クロム酸水酸化銀(I)の反応

クロム酸水酸化銀(I)が反応すると,クロム酸銀(I)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

クロム酸水酸化銀(I)の反応

一般反応式

酸と塩基の反応
ブレンステッド酸 + 塩基ブレンステッド塩基
共役塩基 + (H2O)(共役酸)
酸と水酸化物塩基の反応
ブレンステッド酸 + 水酸化物塩基ブレンステッド塩基
共役塩基 + H2O共役酸
弱酸と強塩基の反応
弱酸ブレンステッド酸 + 強塩基ブレンステッド塩基
弱酸と強塩基の塩共役塩基 + (H2O)(共役酸)

各原子の酸化数

クロム酸水酸化銀(I)の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
H2CrO4クロム酸1
ブレンステッド酸
弱酸
AgOH水酸化銀(I)2
ブレンステッド塩基
塩基
水酸化物塩基
強塩基

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ag2CrO4クロム酸銀(I)1
共役塩基
弱酸と強塩基の塩
H2O2
共役酸

熱力学的変化

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
H2CrO4
AgOH (ai)-124.415[1]-80.137[1]61.92[1]-126.8[1]
AgOH (ao)-92.0[1]
* (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ag2CrO4 (cr)-731.74[1]-641.76[1]217.6[1]142.26[1]
Ag2CrO4 (ai)-669.98[1]-573.52[1]195.8[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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