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CuF2 + K2S 💧→ CuS↓ + 2KF

フッ化銅(II)硫化カリウムが反応すると,硫化銅(II)フッ化カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuF2フッ化銅(II)1
ルイス酸
水に可溶
K2S硫化カリウム1
ルイス塩基
水に可溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuS硫化銅(II)1
ルイス共役体
水に不溶
KFフッ化カリウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

フッ化銅(II)硫化カリウムの反応
CuF2結晶性固体 + K2S結晶性固体
💧
CuS結晶性固体 + 2KF結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−264.2
1 mol あたり
−264.2
1 mol あたり
−264.2
1 mol あたり
−264.2
1 mol あたり
−132.1

水溶液における変化

フッ化銅(II)硫化カリウムの反応
CuF2結晶性固体 + K2S水溶液 (解離状態)
💧
CuS結晶性固体 + 2KF水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−208.9
1 mol あたり
−208.9
1 mol あたり
−208.9
1 mol あたり
−208.9
1 mol あたり
−104.5

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuF2 (cr)-542.7[1]
CuF2 (cr)
2水和物
-981.4[1]
K2S (cr)-380.7[1]-364.0[1]105[1]
K2S (ai)-471.5[1]-480.7[1]190.4[1]
K2S (cr)
2水和物
-975.3[1]
K2S (cr)
5水和物
-1871.5[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuS (cr)-53.1[1]-53.6[1]66.5[1]47.82[1]
KF (cr)-567.27[1]-537.75[1]66.57[1]49.04[1]
KF (g)-325.43[1]-343.62[1]226.41[1]35.23[1]
KF (ai)-585.01[1]-562.06[1]88.7[1]-84.9[1]
KF (cr)
2水和物
-1163.621[1]-1021.49[1]155.2[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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