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HCl + KClO2 + H+ 🔥→ Cl2O + K+ + H2O

塩化水素亜塩素酸カリウムの反応 (酸性条件下)
HCl塩化水素 + KClO2亜塩素酸カリウム + H+水素イオン
🔥
Cl2O一酸化二塩素 + K+カリウムイオン + H2O

塩化水素亜塩素酸カリウム水素イオンが反応すると,一酸化二塩素カリウムイオンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

塩化水素亜塩素酸カリウムの反応 (酸性条件下)
HCl塩化水素 + KClO2亜塩素酸カリウム + H+水素イオン
🔥
Cl2O一酸化二塩素 + K+カリウムイオン + H2O

一般反応式

難酸化性化学種と酸化性化学種の反応 (酸性条件下)
難酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤 + H+非酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物 + H2O非酸化還元生成物

各原子の酸化数

塩化水素亜塩素酸カリウムの反応 (酸性条件下)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HCl塩化水素1
還元剤
難酸化性
KClO2亜塩素酸カリウム1
酸化剤
酸性条件下で酸化性
H+水素イオン1
水素イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cl2O一酸化二塩素1
酸化還元生成物
K+カリウムイオン1
H2O1

熱力学的変化

水溶液における変化

塩化水素亜塩素酸カリウムの反応 (酸性条件下)
ΔrG−25.2 kJ/mol
K2.60 × 104
pK−4.41
HCl水溶液 (解離状態) + KClO2水溶液 (解離状態) + H+水溶液 (非解離状態)
🔥
Cl2O気体 + K+水溶液 (非解離状態) + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
28.0−25.2178.3
1 mol あたり
28.0−25.2178.3
28.0−25.2178.3
水素イオン
1 mol あたり
28.0−25.2178.3
1 mol あたり
28.0−25.2178.3
カリウムイオン
1 mol あたり
28.0−25.2178.3
1 mol あたり
28.0−25.2178.3

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HCl (g)-92.307[1]-95.299[1]186.908[1]29.12[1]
HCl (ai)-167.159[1]-131.228[1]56.5[1]-136.4[1]
KClO2 (ai)-318.8[1]-266.1[1]203.8[1]
H+ (g)1536.202[1]
H+ (ao)0[1]0[1]0[1]0[1]
* (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cl2O (g)80.3[1]97.9[1]266.21[1]45.40[1]
K+ (g)514.26[1]
K+ (ao)-252.38[1]-283.27[1]102.5[1]21.8[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体, (l):液体

参考文献

参考文献一覧

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