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H2 + Cs2O 🔥→ 2Cs + H2O

水素酸化セシウムが反応すると,セシウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と難還元性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 難還元性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
H2水素1
還元剤
還元性
還元性非金属
Cs2O酸化セシウム1
酸化剤
難還元性
酸化物

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Csセシウム2
還元生成物
単体
H2O1
酸化生成物
酸化物

熱力学的変化

標準状態における変化

水素酸化セシウムの反応
ΔrG71.01 kJ/mol
K0.36 × 10−12
pK12.44
H2気体 + Cs2O結晶性固体
🔥
2Cs結晶性固体 + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
59.9471.01−37.1734.83
1 mol あたり
59.9471.01−37.1734.83
1 mol あたり
59.9471.01−37.1734.83
1 mol あたり
29.9735.51−18.5917.41
1 mol あたり
59.9471.01−37.1734.83

水溶液における変化

水素酸化セシウムの反応
ΔrG53.4 kJ/mol
K0.44 × 10−9
pK9.36
H2水溶液 (非解離状態) + Cs2O結晶性固体
🔥
2Cs結晶性固体 + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
64.153.4−483
1 mol あたり
64.153.4−483
1 mol あたり
64.153.4−483
1 mol あたり
32.026.7−242
1 mol あたり
64.153.4−483

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
H2 (g)0[1]0[1]130.684[1]28.824[1]
H2 (ao)-4.2[1]17.6[1]577[1]
Cs2O (cr)-345.77[1]-308.14[1]146.86[1]75.98[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cs (cr)0[1]0[1]85.23[1]32.17[1]
Cs (g)76.065[1]49.121[1]175.595[1]20.786[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体

参考文献

参考文献一覧

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