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FeI2 + K2Se 💧→ FeSe↓ + 2KI

ヨウ化鉄(II)セレン化カリウムが反応すると,セレン化鉄(II)ヨウ化カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeI2ヨウ化鉄(II)1
ルイス酸
水に可溶
K2Seセレン化カリウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeSeセレン化鉄(II)1
ルイス共役体
水に不溶
KIヨウ化カリウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

ヨウ化鉄(II)セレン化カリウムの反応
FeI2結晶性固体 + K2Se結晶性固体
💧
FeSe結晶性固体 + 2KI結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−223.1
1 mol あたり
−223.1
−223.1
1 mol あたり
−223.1
1 mol あたり
−111.5

標準状態における変化 (2)

ヨウ化鉄(II)セレン化カリウムの反応
FeI2結晶性固体 + K2Se結晶性固体
💧
FeSe非晶質固体 + 2KI結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−211.4
1 mol あたり
−211.4
−211.4
1 mol あたり
−211.4
1 mol あたり
−105.7

水溶液における変化

ヨウ化鉄(II)セレン化カリウムの反応
FeI2水溶液 (解離状態) + K2Se水溶液 (解離状態)
💧
FeSe結晶性固体 + 2KI水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeI2 (cr)-113.0[1]
FeI2 (g)60.7[1]
FeI2 (ai)-199.6[1]-182.05[1]84.9[1]
K2Se (cr)-395.0[1]
K2Se (ai)-437.2[1]
K2Se (cr)
9水和物
-3087.0[1]
K2Se (cr)
14水和物
-4524.2[1]
K2Se (cr)
19水和物
-5991.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeSe (cr)-75.3[1]
FeSe (am)-63.6[1]
KI (cr)-327.900[1]-324.892[1]106.32[1]52.93[1]
KI (g)-125.5[1]-166.1[1]258.3[1]37.11[1]
KI (ai)-307.57[1]-334.85[1]213.8[1]-120.5[1]
* (cr):結晶性固体, (am):非晶質固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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