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PbOH+ + HF2 → PbF2↓ + H2O

水酸化鉛(II)イオン二フッ化水素イオンの反応
PbOH+水酸化鉛(II)イオン + HF2二フッ化水素イオン
PbF2フッ化鉛(II) + H2O

水酸化鉛(II)イオン二フッ化水素イオンが反応すると,フッ化鉛(II)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

水酸化鉛(II)イオン二フッ化水素イオンの反応
PbOH+水酸化鉛(II)イオン + HF2二フッ化水素イオン
PbF2フッ化鉛(II) + H2O

一般反応式

陽イオンと陰イオンの反応
陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
生成物ルイス共役体 + (H2O)
陽イオンと陰イオンの沈殿反応
陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + (H2O)

各原子の酸化数

水酸化鉛(II)イオン二フッ化水素イオンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
PbOH+水酸化鉛(II)イオン1
ルイス酸
陽イオン
HF2二フッ化水素イオン1
ルイス塩基
陰イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
PbF2フッ化鉛(II)1
ルイス共役体
水に難溶
H2O1

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

水酸化鉛(II)イオン二フッ化水素イオンの反応
ΔrG−29.3 kJ/mol
K1.36 × 105
pK−5.13
PbOH+水溶液 (非解離状態) + HF2水溶液 (非解離状態)
PbF2水溶液 (非解離状態) + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−29.3
水酸化鉛(II)イオン
1 mol あたり
−29.3
二フッ化水素イオン
1 mol あたり
−29.3
1 mol あたり
−29.3
1 mol あたり
−29.3

標準状態における変化 (2)

水酸化鉛(II)イオン二フッ化水素イオンの反応
ΔrG−49.8 kJ/mol
K5.30 × 108
pK−8.72
PbOH+水溶液 (非解離状態) + HF2水溶液 (非解離状態)
PbF2結晶性固体 + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−49.8
水酸化鉛(II)イオン
1 mol あたり
−49.8
二フッ化水素イオン
1 mol あたり
−49.8
1 mol あたり
−49.8
1 mol あたり
−49.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
PbOH+ (ao)-226.3[1]
HF2 (ao)-649.94[1]-578.08[1]92.5[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
PbF2 (cr)-664.0[1]-617.1[1]110.5[1]
PbF2 (ai)-666.9[1]-582.00[1]-17.2[1]
PbF2 (ao)-596.6[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態), (l):液体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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