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LiNO2 + NH4F 💧→ LiF↓ + NH4NO2

亜硝酸リチウムフッ化アンモニウムが反応すると,フッ化リチウム亜硝酸アンモニウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
LiNO2亜硝酸リチウム1
ルイス酸
水に易溶
NH4Fフッ化アンモニウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
LiFフッ化リチウム1
ルイス共役体
水に微溶
NH4NO2亜硝酸アンモニウム1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

亜硝酸リチウムフッ化アンモニウムの反応
LiNO2結晶性固体 + NH4F結晶性固体
💧
LiF結晶性固体 + NH4NO2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−36.1
1 mol あたり
−36.1
−36.1
1 mol あたり
−36.1
−36.1

水溶液における変化

亜硝酸リチウムフッ化アンモニウムの反応
ΔrG−15.7 kJ/mol
K5.63 × 102
pK−2.75
LiNO2水溶液 (解離状態) + NH4F水溶液 (解離状態)
💧
LiF結晶性固体 + NH4NO2水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−4.9−15.735.779.7
1 mol あたり
−4.9−15.735.779.7
−4.9−15.735.779.7
1 mol あたり
−4.9−15.735.779.7
−4.9−15.735.779.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
LiNO2 (cr)-372.4[1]-302.0[1]96[1]
LiNO2 (ai)-383.09[1]-325.5[1]136.8[1]-28.9[1]
LiNO2 (cr)
0.5水和物
-423.3[1]
LiNO2 (cr)
1水和物
-676.1[1]-544.2[1]121[1]
NH4F (cr)-463.96[1]-348.68[1]71.96[1]65.27[1]
NH4F (ai)-465.14[1]-358.09[1]99.6[1]-26.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
LiF (cr)-615.97[1]-587.71[1]35.65[1]41.59[1]
LiF (g)-339.82[1]-360.64[1]200.297[1]31.30[1]
LiF (ai)-611.12[1]-571.9[1]-0.4[1]-38.07[1]
NH4NO2 (cr)-256.5[1]
NH4NO2 (ai)-237.2[1]-111.6[1]236.4[1]-17.6[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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