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Mg(ClO4)2 + Na2SiO3 💧→ MgSiO3↓ + 2NaClO4

過塩素酸マグネシウムメタケイ酸ナトリウムが反応すると,メタケイ酸マグネシウム過塩素酸ナトリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Mg(ClO4)2過塩素酸マグネシウム1
ルイス酸
水に易溶
Na2SiO3メタケイ酸ナトリウム1
ルイス塩基
水に可溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
MgSiO3メタケイ酸マグネシウム1
ルイス共役体
水に不溶
NaClO4過塩素酸ナトリウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

過塩素酸マグネシウムメタケイ酸ナトリウムの反応
Mg(ClO4)2結晶性固体 + Na2SiO3結晶性固体
💧
MgSiO3結晶性固体 + 2NaClO4結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−191.80
−191.80
−191.80
−191.80
−95.900

水溶液における変化

過塩素酸マグネシウムメタケイ酸ナトリウムの反応
Mg(ClO4)2水溶液 (解離状態) + Na2SiO3水溶液
💧
MgSiO3結晶性固体 + 2NaClO4水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
23.8
23.8
23.8
23.8
11.9

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Mg(ClO4)2 (cr)-568.90[1]
Mg(ClO4)2 (ai)-725.51[1]-471.8[1]225.9[1]
Mg(ClO4)2 (cr)
2水和物
-1218.8[1]
Mg(ClO4)2 (cr)
4水和物
-1837.2[1]
Mg(ClO4)2 (cr)
6水和物
-2445.5[1]-1862.7[1]520.9[1]
Na2SiO3 (cr)-1554.90[1]-1462.80[1]113.85[1]
Na2SiO3 (vit)-1540.1[1]
Na2SiO3 (aq)-1586.2[1]
Na2SiO3 (cr)
5水和物
-3048.5[1]
Na2SiO3 (cr)
9水和物
-4228.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (vit):ガラス状液体, (aq):水溶液

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
MgSiO3 (cr)-1549.00[1]-1462.09[1]67.74[1]81.38[1]
NaClO4 (cr)-383.30[1]-254.85[1]142.3[1]
NaClO4 (ai)-369.45[1]-270.41[1]241.0[1]
NaClO4 (cr)
1水和物
-677.77[1]-494.29[1]190.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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