You-iggy

Mg + 2H2O → Mg(OH)2 + H2

マグネシウムが反応すると,水酸化マグネシウム水素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

活性金属と水の反応
活性金属還元剤 + H2O酸化剤
水酸化物塩基/塩基性酸化物酸化生成物 + H2還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Mgマグネシウム1
還元剤
活性金属
H2O2
酸化剤

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Mg(OH)2水酸化マグネシウム1
酸化生成物
水酸化物塩基
H2水素1
還元生成物
水素

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

マグネシウムの反応
ΔrG−359.25 kJ/mol
K8.67 × 1062
pK−62.94
Mg結晶性固体 + 2H2O液体
Mg(OH)2結晶性固体 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−352.88−359.2521.36−69.62
1 mol あたり
−352.88−359.2521.36−69.62
1 mol あたり
−176.44−179.6310.68−34.81
−352.88−359.2521.36−69.62
1 mol あたり
−352.88−359.2521.36−69.62

標準状態における変化 (2)

マグネシウムの反応
Mg結晶性固体 + 2H2O液体
Mg(OH)2非晶質固体沈殿物 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−348.8
1 mol あたり
−348.8
1 mol あたり
−174.4
−348.8
1 mol あたり
−348.8

水溶液における変化 (1)

マグネシウムの反応
ΔrG−359.25 kJ/mol
K8.67 × 1062
pK−62.94
Mg結晶性固体 + 2H2O液体
Mg(OH)2結晶性固体 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−352.88−359.2521.36−69.62
1 mol あたり
−352.88−359.2521.36−69.62
1 mol あたり
−176.44−179.6310.68−34.81
−352.88−359.2521.36−69.62
1 mol あたり
−352.88−359.2521.36−69.62

水溶液における変化 (2)

マグネシウムの反応
ΔrG−341.7 kJ/mol
K7.30 × 1059
pK−59.86
Mg結晶性固体 + 2H2O液体
Mg(OH)2結晶性固体 + H2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−357.1−341.7468
1 mol あたり
−357.1−341.7468
1 mol あたり
−178.6−170.8234
−357.1−341.7468
1 mol あたり
−357.1−341.7468

水溶液における変化 (3)

マグネシウムの反応
Mg結晶性固体 + 2H2O液体
Mg(OH)2非晶質固体沈殿物 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−348.8
1 mol あたり
−348.8
1 mol あたり
−174.4
−348.8
1 mol あたり
−348.8

水溶液における変化 (4)

マグネシウムの反応
Mg結晶性固体 + 2H2O液体
Mg(OH)2非晶質固体沈殿物 + H2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−353.0
1 mol あたり
−353.0
1 mol あたり
−176.5
−353.0
1 mol あたり
−353.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Mg (cr)0[1]0[1]32.68[1]24.89[1]
Mg (g)147.70[1]113.10[1]148.650[1]20.786[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Mg(OH)2 (cr)-924.54[1]-833.51[1]63.18[1]77.03[1]
Mg(OH)2 (am)
沈殿物
-920.5[1]
Mg(OH)2 (g)-561[1]
Mg(OH)2 (ai)-926.84[1]-769.4[1]-159.4[1]
H2 (g)0[1]0[1]130.684[1]28.824[1]
H2 (ao)-4.2[1]17.6[1]577[1]
* (cr):結晶性固体, (am):非晶質固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1