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K+ + SCN → KSCN

カリウムイオンチオシアン酸イオンの反応
K+カリウムイオン + SCNチオシアン酸イオン
KSCNチオシアン酸カリウム

カリウムイオンチオシアン酸イオンが反応すると,チオシアン酸カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

カリウムイオンチオシアン酸イオンの反応
K+カリウムイオン + SCNチオシアン酸イオン
KSCNチオシアン酸カリウム

一般反応式

陽イオンと陰イオンの反応
陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
生成物ルイス共役体 + (H2O)

各原子の酸化数

カリウムイオンチオシアン酸イオンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K+カリウムイオン1
ルイス酸
陽イオン
SCNチオシアン酸イオン1
ルイス塩基
陰イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KSCNチオシアン酸カリウム1
ルイス共役体

熱力学的変化

標準状態における変化

カリウムイオンチオシアン酸イオンの反応
ΔrG0.00 kJ/mol
K1.00 × 100
pK0.00
K+水溶液 (非解離状態) + SCN水溶液 (非解離状態)
KSCN水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
0.000.000.10.0
カリウムイオン
1 mol あたり
0.000.000.100.0
チオシアン酸イオン
1 mol あたり
0.000.000.100.0
0.000.000.100.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K+ (g)514.26[1]
K+ (ao)-252.38[1]-283.27[1]102.5[1]21.8[1]
SCN (ao)76.44[1]92.71[1]144.3[1]-40.2[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KSCN (cr)-200.16[1]-178.31[1]124.26[1]88.53[1]
KSCN (ai)-175.94[1]-190.56[1]246.9[1]-18.4[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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