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Rb2O + H2SO4 → Rb2SO4 + H2O

酸化ルビジウム硫酸が反応すると,硫酸ルビジウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

塩基性酸化物と酸の反応
塩基性酸化物ブレンステッド塩基 + ブレンステッド酸
共役塩基 + H2O共役酸
強塩基性酸化物と強酸の反応
強塩基性酸化物ブレンステッド塩基 + 強酸ブレンステッド酸
強酸と強塩基の塩共役塩基 + H2O共役酸

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb2O酸化ルビジウム1
ブレンステッド塩基
塩基性酸化物
強塩基性酸化物
H2SO4硫酸1
ブレンステッド酸
強酸

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb2SO4硫酸ルビジウム1
共役塩基
強酸と強塩基の塩
H2O1
共役酸

熱力学的変化

標準状態における変化

酸化ルビジウム硫酸の反応
Rb2O結晶性固体 + H2SO4液体
Rb2SO4結晶性固体 + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−568
1 mol あたり
−568
1 mol あたり
−568
1 mol あたり
−568
1 mol あたり
−568

水溶液における変化

酸化ルビジウム硫酸の反応
Rb2O結晶性固体 + H2SO4水溶液 (解離状態)
Rb2SO4水溶液 (解離状態) + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−449
1 mol あたり
−449
1 mol あたり
−449
1 mol あたり
−449
1 mol あたり
−449

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb2O (cr)-339[1]
Rb2O (g)-50[1]
H2SO4 (cr)
H2SO4 (l)-813.989[1]-690.003[1]156.904[1]138.91[1]
H2SO4 (ai)-909.27[1]-744.53[1]20.1[1]-293[1]
H2SO4 (l)
1水和物
-1127.621[1]-950.383[1]211.54[1]214.85[1]
H2SO4 (l)
2水和物
-1427.100[1]-1199.650[1]276.40[1]260.83[1]
H2SO4 (l)
3水和物
-1720.402[1]-1443.980[1]345.39[1]318.95[1]
H2SO4 (l)
4水和物
-2011.199[1]-1685.863[1]414.59[1]382.21[1]
H2SO4 (l)
6.5水和物
-2733.256[1]-2285.734[1]587.89[1]570.28[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb2SO4 (cr)-1435.61[1]-1316.89[1]197.44[1]134.06[1]
Rb2SO4 (g)-1068.6[1]
Rb2SO4 (ai)-1411.60[1]-1312.50[1]263.2[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体

参考文献

参考文献一覧

  1. 1
    Janiel J. Reed (1989)
    The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI Units
    National Institute of Standards and Technology (NIST)