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Rb2S → 2Rb+ + S + 2e

硫化ルビジウムの酸化
Rb2S硫化ルビジウム
2Rb+ルビジウムイオン + S硫黄 + 2e電子

硫化ルビジウムを酸化すると,ルビジウムイオン硫黄が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

硫化ルビジウムの酸化
Rb2S硫化ルビジウム
2Rb+ルビジウムイオン + S硫黄 + 2e電子

一般反応式

酸化可能化学種の酸化
反応物還元剤
生成物酸化生成物 + e

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb2S硫化ルビジウム1
還元剤

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb+ルビジウムイオン2
S硫黄1
酸化生成物
e電子2
電子

熱力学的変化

標準状態における変化

硫化ルビジウムの酸化
ΔrG−86.0 kJ/mol
K1.17 × 1015
pK−15.07
Rb2S水溶液 (解離状態)
2Rb+水溶液 (非解離状態) + S結晶性固体斜方硫黄 + 2e
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−32.9−86.046.4
1 mol あたり
−32.9−86.046.4
ルビジウムイオン
1 mol あたり
−16.4−43.023.2
1 mol あたり
−32.9−86.046.4
電子
1 mol あたり
−16.4−43.023.2

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb2S (cr)-360.7[1]
Rb2S (ai)-469.4[1]-482.0[1]228.4[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb+ (g)490.101[1]
Rb+ (ao)-251.17[1]-283.98[1]121.50[1]
S (cr)
斜方硫黄
0[1]0[1]31.80[1]22.64[1]
S (cr)
単斜硫黄
0.33[1]
S (g)278.805[1]238.250[1]167.821[1]23.673[1]
e
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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