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AgSCN + 2SCN → [Ag(SCN)3]2−

チオシアン酸銀(I)チオシアン酸イオンの反応
AgSCNチオシアン酸銀(I) + 2SCNチオシアン酸イオン
[Ag(SCN)3]2−トリス(チオシアナト)銀(I)酸イオン

チオシアン酸銀(I)チオシアン酸イオンが反応すると,トリス(チオシアナト)銀(I)酸イオンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

チオシアン酸銀(I)チオシアン酸イオンの反応
AgSCNチオシアン酸銀(I) + 2SCNチオシアン酸イオン
[Ag(SCN)3]2−トリス(チオシアナト)銀(I)酸イオン

一般反応式

中性化学種と陰イオンの反応
化合物ルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
陰イオンルイス共役体

各原子の酸化数

チオシアン酸銀(I)チオシアン酸イオンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
AgSCNチオシアン酸銀(I)1
ルイス酸
化合物
SCNチオシアン酸イオン2
ルイス塩基
陰イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
[Ag(SCN)3]2−トリス(チオシアナト)銀(I)酸イオン1
ルイス共役体
陰イオン

熱力学的変化

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
AgSCN (cr)87.9[1]101.39[1]131.0[1]63[1]
AgSCN (ai)182.00[1]169.80[1]217.1[1]-18.4[1]
AgSCN (ao)142.7[1]
SCN (ao)76.44[1]92.71[1]144.3[1]-40.2[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
[Ag(SCN)3]2−

参考文献

参考文献一覧

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